ENEOSホールディングス、タツタ電線へのTOBを6月21日開始へ
ENEOSホールディングス株式会社(5020)は、完全子会社であるJX金属株式会社(東京都港区、以下公開買付者)が、タツタ電線株式会社(5809)に対し株式公開買い付け(TOB)を実施することについて、中国の競争法当局から承認を取得したと発表した。
公開買付者は、20222023年6月を目途にTOB開始を目指していたが、中国競争法当局の審査が長引いていた。これに伴い、2024年6月21日からTOBを開始する予定である。
ENEOSホールディングスは、エネルギー事業、石油・天然ガス開発事業、金属事業を行う子会社およびグループ会社の経営管理を行う。
JX金属は、資源の開発・製錬、先端素材の製造・開発、使用済み電子機器からのリサイクルなど、銅・レアメタルを中心とした非鉄金属に関する事業展開を行っている。
タツタ電線は、電線・ケーブル事業で培った技術を基に電子材料分野やエレクトロニクス、光部品など幅広い分野にて事業を展開している。