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三菱商事の傘下ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント、丸の内インフラストラクチャーを完全子会社化

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ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社(東京都千代田区)は、2024年7月1日、親会社である三菱商事株式会社(8058)より、丸の内インフラストラクチャー株式会社(東京都千代田区)の全株式を取得し、完全子会社化した。

株式取得により、丸の内インフラストラクチャーは、ダイヤモンド・リアルティ・マネジメントの子会社となる。

三菱商事は、世界中に広がる約1,800の連結対象会社と協働しながらビジネスを展開する総合商社。幅広い産業を事業領域としている。

ダイヤモンド・リアルティ・マネジメントは、不動産私募ファンドの組成・運用及びアドバイザリー業務・コンサルティング業務を行っている。

丸の内インフラストラクチャーは、インフラへの投資、インフラファンドの組成・運用、アドバイザリー業務・コンサルティング業務を行っている。

株式取得の理由

近年、国内インフラ市場は、電力・ガス等のエネルギーインフラや交通インフラ等の伝統的なインフラ資産に加え、データセンター等のデジタルインフラや冷凍・冷蔵倉庫等の高付加価値物流施設といった不動産セクターと親和性の高い分野での投資機会が拡大している。

本件M&Aにより、これまでダイヤモンド・リアルティ・マネジメントが培ったファンド運用知見や業界ネットワークを丸の内インフラに注入することで、両社の運用ファンドを通じて投資家に多様な商品と、更なる投資機会の提供を目指す。

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三菱商事、デンカとフラーレン事業に関する合弁契約を締結

三菱商事株式会社(8058)とデンカ株式会社(4061)は、炭素の先端素材であるフラーレン事業に関する合弁契約を締結した。本契約に基づき、デンカはフラーレンの製造販売事業を行うフロンティアカーボン株式会社(東京都千代田区、以下FCC社)の株式50%を三菱商事より取得し、FCC社を共同で運営する。三菱商事は、世界中に広がる約1,800の連結対象会社と協働しながらビジネスを展開する総合商社。幅広い産業

三菱商事、子会社5社を大成建設、阪急阪神不動産などに譲渡

三菱商事株式会社(8058)は、2024年3月29日、同社子会社であった以下5社の異動を決定した。異動の理由三菱商事の100%子会社であるディーアールアイ・オーシャンパーク株式会社(DRIOP)につき、2024年3月29日に三菱商事が新株主と締結した株式譲渡契約、及びDRIOP代表取締役の株式譲渡承認に基づき、三菱商事は一部持分を譲渡し、2024年3月29日に同社は三菱商事の子会社から外れる。また

三菱商事、メキシコの塩田事業会社の全保有持分を同国経済省に売却へ

三菱商事株式会社(8058)は、メキシコ合衆国の塩田事業会社ExportadoradeSal,S.A.deC.V.(メキシコ、以下「ESSA」)の全保有持分(49%)を、既存株主である同国経済省(※)に対して譲渡することに、2月24日付で合意した。三菱商事は、世界中に広がる約1,700の連結対象会社と協働しながらビジネスを展開。天然ガス、総合素材、化学ソリューション、金属資源、産業インフラ、自動車

三菱商事・KDDI・ローソン、資本業務提携契約を締結 KDDIはローソンにTOB実施へ

三菱商事株式会社(8058)、KDDI株式会社(9433)、株式会社ローソン(2651)の3社は、2024年2月6日、「リアル×デジタル×グリーン」を融合させた新たな生活者価値創出に向けた資本業務提携契約を締結した。また、三菱商事とKDDIは、公開買付け等によるローソンの非公開化に関する取引に合意し、KDDIはローソンに対する公開買付け(TOB)の実施を予定している。本取引の完了後、三菱商事とKD

シーディーアイ、三菱商事と介護 AI/DX 分野での資本業務提携を締結

株式会社シーディーアイ(東京都中央区、以下CDI)は、三菱商事株式会社(8058)との資本提携に合意するとともに、同社を引受先とする第三者割当増資による資金調達を実施した。CDIは、人工知能(AI)による介護DX支援事業を行う。三菱グループの大手総合商社である三菱商事は、近年ヘルスケア分野におけるDX化推進に注力している。併せて三菱商事は、CDIの筆頭株主である官民ファンドの株式会社INCJ(旧産

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