レゾナック・ホールディングス、石油化学事業に関する子会社設立
株式会社レゾナック・ホールディングス(4004)は、 分割準備会社として子会社の株式会社レゾナック(東京都港区)が100%出資の子会社 、「クラサスケミカル株式会社」を設立することを決定した。
本件は、2024年2月14日に公表していた「石油化学事業のパーシャル・スピンオフ検討開始」に関連するもの。レゾナック・ホールディングス及びレゾナックを吸収分割会社、 クラサスケミカルを吸収分割承継会社とする吸収分割方式を予定している。
レゾナック・ホールディングスは、大手化学工業会社。
レゾナックは、エネルギー・環境、情報・電子などの分野へ、無機・金属、有機化学技術による製品を提供している。
背景・目的
レゾナック・ホールディングスにおける石油化学事業は、連結売上高の約20%を占める主要事業の一つであり、「安定収益事業」と位置付けている。
また、同事業は社会インフラとしての公共的な側面から、持続的・安定的な運営を必要とする。
本スピンオフにより、独立した上場会社として石油化学のグリーン・トランスフォーメーション実現のための取り組みを加速させることで、利益の成長と競争力を強化する。
分割準備会社「クラサスケミカル株式会社」を設立し、レゾナック・ホールディングスならびにレゾナックの石油化学事業の承継にむけ、準備を開始する。
分割準備会社の概要
名称 :クラサスケミカル株式会社(英語 表記 Crasus Chemical Inc.)
所在地 :大分県大分市(本店)、東京都港区(本社)
代表者の代表者の役職・氏名:代表取締役 福田 浩嗣
事業内容 :エチレン、プロピレン等の基礎石油化学製品の製造・販売 等
資本金 :1円
設立年月日 :2024年8月1日
日程
分割準備会社の設立 :2024年8月1日
本吸収分割に関する取締役会決議:2024年10月(予定)
吸収分割契約締結 :2024年10月(予定)
本吸収分割の効力発生日 :2025年1月1日(予定)