東京エレクトロン デバイス、子会社のファーストを吸収合併
東京エレクトロン デバイス株式会社(2760)は、完全子会社である株式会社ファースト(神奈川県大和市)の吸収合併を決定した。東京エレクトロン デバイスを存続会社とする吸収合併方式で、ファーストは解散する。
東京エレクトロン デバイスは、半導体製品、ボード・電子部品、ソフトウェア・サービスの販売、プライベートブランド(PB)製品の製造・販売等を行っている。
ファーストは、ファクトリーオートメーション向け汎用画像処理装置の開発・設計・製造・販売等を行っている。
目的
東京エレクトロン デバイスは、画像認識・ロボティクスを駆使した「モノづくりシステム」の開発が重要な成長事業であると考え、ファーストの株式を2018年に取得し完全子会社化した。
これによりマクロ検査装置「RAYSENS」や成長型ビジョンオートメーションシステム「TriMath」などの新製品開発において大きな役割を果たしてきた。
本合併は、経営資源の最大効率運用、人的資本を東京エレクトロン デバイスに集約し、開発体制を再構築することによる技術開発基盤の強化を目的とする。
日程
合併決議取締役会 :2024年7月31日
合併契約締結日 :2024年8月1日(予定)
合併の予定日(効力発生日):2025年1月1日(予定)