オリックス、パナソニック コネクトとのプロジェクター事業などの譲渡に伴う資本提携を発表
オリックス株式会社(8591)は、パナソニックホールディングス株式会社(6752)傘下のパナソニック コネクト株式会社(東京都中央区)との間で、同社の業務用プロジェクター事業および業務用ディスプレイ事業の譲渡に伴う資本提携に関する契約を締結した。
今後、必要となる許認可の取得手続きなどを経て、両事業を運営する新会社を設立する。新会社の株式保有比率は、オリックス80%、パナソニック コネクト20%となり、共同で事業運営を行う予定。
オリックスは、リース業、法人金融、産業/ICT機器、環境エネルギー、自動車関連、不動産関連、事業投資・コンセッションなど多角的に事業を展開している。
パナソニック コネクトは、サプライチェーン・公共サービス・生活インフラ・エンターテインメントの分野向け機器、ソフトウェアの開発・製造・販売等を行っている。
目的
オリックスは今回の出資を通じて、パナソニック コネクトが持つ高い技術力および顧客基盤に、オリックスの事業投資ノウハウを生かすことで、グローバルトップ事業の価値向上を狙う。
新会社は両事業の専業運営会社として、集中的な経営資源投下を図るとともに、強固なガバナンス体制と競争力の高い事業組織を構築し、グローバルな顧客ネットワークの進化・拡大、新興国への市場拡大や顧客サポートサービスの充実化などを図り、事業成長を目指す。