メドピア、子会社Mediplatとフィッツプラスの全事業を、アドバンテッジリスクマネジメントに譲渡へ
メドピア株式会社(6095)は、連結子会社である株式会社Mediplat(東京都中央区)と株式会社フィッツプラス(東京都中央区)の全事業を、株式会社アドバンテッジリスクマネジメント(8769、以下「ARM」)が新たに設立した完全子会社2社に対して、それぞれ吸収分割の方法により承継することを決定した。
メドピアは、予防医療プラットフォーム事業から撤退するとともに、分割会社である2社は吸収分割の手続き完了後、清算される予定。
Mediplatは、クラウド型健康管理サービス「first call」の運営を行っている。
フィッツプラスは、特定保健指導サービスの提供、食生活コーディネートサービスの提供及びメディアサービスの運営を行っている。
背景・目的
メドピアは、2027年9月期までの3か年をプラットフォーム強化期と位置づけ、成長性と収益性の高さが見込める「医師プラットフォーム事業」と「医療機関支援プラットフォーム事業」の両事業に投資を集中することを決定している。
また、事業の面拡大を意図した過去の投資を見直し、撤退も含めた事業ポートフォリオの見直しを推進している。
そのような状況において、メドピアグループ内では、両社の事業が持つ成長可能性を短期的に最大限発揮させることが困難であることを踏まえて、事業価値を最大化することができるベストオーナーへの譲渡を検討してきた。
ARMは、メンタリティマネジメント事業等を通じて健康経営に係る強固な顧客基盤を持っており、本事業の領域との親和性も高く、成長が見込める譲渡先であると判断し、本吸収分割を決定した。
日程
本吸収分割効力発生日:2024年9月30日(予定)