自然電力グループ、組織再編の実施へ
再生可能エネルギーの発電所の開発・施工を行う自然電力株式会社(東京都中央区)は、自然電力グループの組織再編とグループ会社2社の商号変更を発表した。
背景
2024年3月13日、JUWI GmbH(ドイツ、以下:JUWI社)との間で、JUWI社が保有するjuwi自然電力株式会社およびJUWI自然電力オペレーション株式会社の全株式を、自然電力に譲渡する旨の株式譲渡契約を締結。
この株式取得は、脱炭素社会の実現に向け、機動的で柔軟かつ強固な組織を構築し、スピード感を持って事業を推進することを目的としている。
この決定に伴い、再生可能エネルギー発電事業における開発・EPC・運用管理のバリューチェーン強化、グループシナジーの最大化、再生可能エネルギーパイプラインの最大化を加速させるため、グループ内再編の決定に至った。
組織再編の内容①(エンジニアリング機能の統合・強化)
- 2024年7月19日付で、EPC事業を担うjuwi自然電力株式会社を、自然エンジニアリング株式会社へ商号を変更。
- 自然電力のエンジニアリング機能を自然エンジニアリングへ統合。
組織再編の内容②(発電所管理機能の統合・強化)
- 2024年8月29日付で、O&M事業を担うJUWI自然電力オペレーション株式会社を、自然オペレーションズ株式会社へ商号を変更。
- 2024年8月29日付で、自然電力グループ内のアセットマネジメント部門を自然オペレーションズに統合するため、以下の2つの契約を締結。(効力発生日はいずれも2024年11月1日を予定)
- 自然オペレーションズが、自然電力のアセットマネジメント部に関する権利義務を承継する吸収分割契約
- 自然オペレーションズが、自然電力アセットマネジメント株式会社の権利義務全部を承継する吸収合併契約