パナソニックとヤンマー、ガスヒートポンプエアコン室外機の開発製造に関する合弁会社設立へ
パナソニックホールディングス株式会社(6752)のグループ会社であるパナソニック株式会社 空質空調社(東京都港区、以下:パナソニック空質空調社)と、ヤンマーホールディングス株式会社(大阪市北区)のグループ会社であるヤンマーエネルギーシステム株式会社(大阪市北区)は、業務用空調機の一つであるガスヒートポンプエアコン(以下:GHP)室外機の開発と製造に関する合弁会社を設立することで合意した。
パナソニック空質空調社は、換気扇や空気清浄機などの換気送風機器や、家庭用エアコン・業務用空調機などの空調機器、ヒートポンプ式の給湯機や温水給湯暖房機をグローバルに展開している。
ヤンマーエネルギーシステムは、空調システムや発電システムなどの開発や施工を手掛けている。
目的
パナソニック空質空調社の冷媒技術とヤンマーのエンジン技術を持ち寄り、設計を共通化することによる開発リードタイムの短縮と、使用部品の内製化率向上、パナソニックの群馬県にある工場とヤンマーの岡山県にある工場の立地条件を活かした東西での安定した生産体制を構築を図る。
2026年春には、本合弁会社で開発製造したGHP室外機の発売を目指す。
なお、両社のブランド、販売、サービスは、従来と変わらず、それぞれで事業を継続する。
本合弁会社の概要
会社名 :パナソニック・ヤンマーGHP開発製造株式会社
所在地 :群馬県
設立時期:2025年4月(予定)
事業概要:GHP室外機の開発および製造
資本金 :9,000万円
出資比率:パナソニック ホールディングス 51%、ヤンマーエネルギーシステム 49%