フジクラ、グループの組織再編を発表
株式会社フジクラ(5803)は、同社の完全子会社である第一電子工業株式会社(東京都江東区、以下:DDK)が行っているコネクタ事業のうちの主要な部分(以下:DDKコネクタ事業))を同社が吸収合併により承継する方針、ならびにDDKコネクタ事業を除くDDK沼津事業所の特機および産機※1の事業(以下:沼津事業)については同社の完全子会社である株式会社フジクラエナジーシステムズ(静岡県沼津市、以下:FES)が吸収分割により承継する方針を決定した。
第一電子工業は、多極コネクタ(角形、プリント基板用・FPC/FFC 用)、同軸コネクタ、丸形コネクタ、光コネクタ、光リンク、各種コネクタハーネスの製造販売を行う。
フジクラエナジーシステムズは、架空送電線および部品、メタルケーブルの製造販売を行う。
再編の目的
フジクラはDDKを吸収合併により統合し、組織の一体化による業務の効率化および新規製品をタイムリーに市場投入していく体制を整備する。これにより、市場・顧客のニーズに迅速に対応し、他事業とのシナジー強化による新製品創出や新市場開拓により事業拡大を図る。
また、これを契機に、グループの事業ポートフォリオマネジメントの一環として、沼津事業をFESに集約すべく、本分割を行うこととした。本組織再編においては、本分割を実施した上で、同日に、本分割の効力発生を停止条件として、本合併を実施する予定。
本合併の日程
取締役会決議日 :未定
吸収合併契約締結日: 未定
吸収合併効力発生日 :2025 年5月1日(予定)
本分割の日程
取締役会決議日: 未定
吸収分割契約締結日: 未定
吸収分割効力発生日 :2025 年5月1日(予定)