株価算定シミュレーション

AIAIグループ、テルウェル東日本の保育事業承継会社を買収

更新日:

AIAIグループ株式会社(6557)は、テルウェル東日本株式会社(東京都江東区)が運営する保育園を譲り受けるため、同社が保育事業の承継を目的に設立予定のぽこころ株式会社(東京都世田谷区)の全株式を譲り受けることを決定し、テルウェル東日本とAIAIグループの連結子会社であるAIAI Child Care株式会社(東京都墨田区)との間で株式譲渡契約を締結した。

AIAIグループは、グループ会社の経営管理、並びにそれに付帯する業務を行っている。

テルウェル東日本は、建物等の清掃・警備・受付・案内等総合管理に関する業務、事務用什器・オフィス用品等の販売、介護保険等に基づく居宅介護支援事業・訪問介護事業等を行っている。

AIAI Child Careは、千葉県、東京都、神奈川県および大阪府において認可保育施設AIAI NURSERYを87施設運営している。

目的

現在、当社グループでは、保育・療育・教育の3つの「育」を一体的に提供する「AIAI三育圏」を進めている。

「AIAI三育圏」とは、当社グループが展開する認可保育施設AIAI NURSERYが提供する「保育」、多機能型施設AIAI PLUSが提供する「療育」、子会社である株式会社CHaiLDが提供する「教育」の3つの事業のシナジー効果を最大化させる取り組みである。

当社グループは、AIAI三育圏の中核となる保育事業の規模拡大を目指しており、本株式取得もその一環となる。保育、療育、教育のそれぞれの事業が互いに補完し合い、より多様な子どもとその保護者へのサポートを実現していく。

株式の状況

異動前の所有株式数 0株(議決権所有割合:0%)
取得株式数 5株
取得価額 ぽこころの普通株式        25,000千円
アドバイザリー費用(仲介手数料) 20,000千円
諸費用              1,000千円
合計               46,000千円
異動後の所有株式数 5株(議決権所有割合:100%)

日程

取締役会決議日  :2024年10月7日
株式譲渡契約締結日:2024年10月7日
譲渡契約効力発生日:2025年4月1日

介護・福祉業界のM&A・事業承継の動向はこちら

介護・福祉業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、介護・福祉業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

AIAIグループに関連するM&Aニュース

AIAIグループ、Berryの子会社化へ向け基本合意書を締結

AIAIグループ株式会社(6557)は、株式会社Berry(神奈川県横浜市)の全株式を譲受することに関する基本合意書の締結を決定した。AIAIグループは、グループ会社の経営管理、並びにそれに付帯する業務を行っている。Berryは、神奈川県横浜市緑区長津田で保育施設を7施設(認可保育園6施設及び小規模保育施設1施設)を運営している。背景・目的AIAIグループの子会社であるAIAIChildCare株

QLSホールディングス、AIAIグループ傘下の高齢者介護施設運営のAIAI Life Careを買収へ

株式会社QLSホールディングス(7075)は、2024年4月30日開催のQLSホールディングス取締役会において、AIAIグループ株式会社(6557)の連結子会社であるAIAILifeCare株式会社(東京都墨田区)の全株式についてQLSホールディングスグループが取得することに関する基本合意書の締結を決議した。なお、株式譲渡契約については未締結であり、諸条件についても協議中である。AIAIグループと

globalbridgeHD(6557)、保育士・介護職の人材紹介・情報サービス事業のウェルクスと資本提携

株式会社globalbridgeHOLDINGS(6557)は、保育分野における人材紹介・情報サービス会社株式会社ウェルクス(東京都台東区)との間で、資本提携を行うことを決定した。globalbridgeHOLDINGSグループは、認可保育園の運営並びに保育運営に関するICT事業を展開、地域社会と全国の保育園に向けてサービスを提供している。今後も多数の認可保育園開設を計画する中、優秀な保育士を採用

global bridge HOLDINGS(6557)、「CryAnalyzer Auto」開発のファーストアセントと資本提携

株式会社globalbridgeHOLDINGS(6557)は、株式会社ファーストアセント(東京都中央区)と資本提携を行うことを決定した。globalbridgeHOLDINGSは、ファーストアセント社が実施する第三者割当増資を9百万円で引き受ける。globalbridgeHOLDINGSグループは、認可保育園の運営並びに保育運営に関するICT事業を展開、全国の保育・幼児施設に対してICT・AIを

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

M&A全般
新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

業界経験豊富なM&Aのスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動きについて、プレスリリースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回はNTTドコモとマネックスグループ・マネックス証券のニュースを解説します。※本記事はYouTube動画の内容を抜粋・編集してご紹介します。日本M&Aセンターは上場企業、中堅・中小企業のM&A・企業戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。ご相談は無料、秘密厳

「後継者のいない会社」を買うメリットとは?

M&A全般
「後継者のいない会社」を買うメリットとは?

近年、後継者不在の会社を第三者が譲受けるケースが増加傾向にあります。本記事では、後継者のいない会社を買う場合のメリット、認識しておきたい注意点、会社の探し方や相談先についてご紹介します。この記事のポイント後継者不在の企業を買収するケースが増加している背景には、経営者の高齢化や価値観の多様化がある。会社売却のメリットには、事業参入の短縮、規模拡大、文化の継承があり、社員の雇用や待遇改善の可能性もある

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年10月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード