株価算定シミュレーション

ウイルプラスホールディングス、自動車販売などのオリオン自動車販売を子会社化

更新日:

株式会社ウイルプラスホールディングス(3538)は、オリオン自動車販売株式会社(鹿児島県鹿児島市)の発行済株式の100%を取得し子会社化するため、株主との間で株式譲渡契約を締結することを決定した。

ウイルプラスホールディングスは、輸入車の販売業務と傘下子会社の管理部門を統括する持株会社。

オリオン自動車販売は、自動車、自動車用品・部品等の販売を行っている。

背景・目的

当該案件は、ボルボ・カー・ジャパン株式会社が推進するネットワーク戦略に基づくものである。

ウイルプラスホールディングスの連結子会社であるウイルプラス帝欧オート株式会社(東京都港区)は、ボルボブランドの日本における正規ディーラーとして、九州での高いシェアを維持し続けてきた。

長年の貢献と信頼関係が評価されたことで、ウイルプラスホールディングスがオリオン自動車販売の株式を取得することに至った。

2023年12月28日付で、ウイルプラス帝欧オートが「ボルボ・カー福岡東」「ボルボ・カー大分」を事業譲受により営業開始しており、今般新たに「ボルボ・カー鹿児島」「ボルボ・カー長崎」を取得することで、九州エリアのボルボ事業におけるシェアの拡大が可能となる。

また、ウイルプラスホールディングスのM&Aの狙いである「ドミナント戦略」の加速により、ボルボブランドのみならず九州エリアにおけるウイルプラスグループ全体の販売網・基盤の強化に繋げていく。

株式の状況

異動前の所有株式数 0株(発行済み株式に対する割合:0%)
取得株式数 20,000株(発行済み株式に対する割合:100.0%)
取得価額 オリオン自動車販売の普通株式 133百万円※
異動後の所有株式数 20,000株(発行済み株式に対する割合:100.0%)

※本件株式譲渡契約には、譲渡価格調整条項が設けられているため、上記取得価額には基準となる金額を記載。

日程

取締役会決議日:2024年10月16日
契約締結日  :2024年10月16日
株式譲渡実行日:2024年12月1日(予定)

ウイルプラスホールディングスに関連するM&Aニュース

ウイルプラスホールディングス、子会社間の吸収合併を発表

株式会社ウイルプラスホールディングス(3538)は、完全子会社であるウイルプラスチェッカーモータース株式会社(東京都港区)と、同じく完全子会社であるチェッカーモータース株式会社(東京都港区)の吸収合併を決定した。ウイルプラスチェッカーモータースを存続会社、チェッカーモータースを消滅会社とする吸収合併方式。ウイルプラスチェッカーモータース及びチェッカーモータースは、ともに新車及び中古車の販売、修理、

ウイルプラスホールディングス、自動車・自動車用品販売のStellantisジャパン販売を買収

株式会社ウイルプラスホールディングス(3538)は、2024年5月13日開催の臨時取締役会において、Stellantisジャパン販売株式会社(東京都目黒区)の発行済株式の100%を取得し、Stellantisジャパン販売を子会社化するため株主との間で「株式譲渡契約」を締結することを決議した。ウイルプラスホールディングスは、輸入車販売正規ディーラー。中長期成長戦略の柱として位置付けているM&Aによる

ウイルプラス帝欧オート、ネクステージのボルボ・カーディーラー事業の一部を譲受へ

株式会社ウイルプラスホールディングス(3538)は、連結子会社であるウイルプラス帝欧オート株式会社(東京都港区)が、株式会社ネクステージ(愛知県名古屋市)のボルボ・カーディーラー事業の一部を譲り受けることを決定した。【譲受事業の内容】ネクステージが運営するボルボディーラー事業「ボルボ・カー福岡東」「ボルボ・カー大分」ウイルプラス帝欧オートは、輸入車販売・自動車整備・各種自動車部品販売・損害保険代理

ウイルプラスホールディングス(3538)、連結子会社においてスぺス・ラノバよりジャガー・ランドローバー事業を譲り受け

ウイルプラスホールディングス(3538)は、連結子会社であるチェッカーモータース株式会社(東京都港区)が、株式会社スぺス・ラノバ(東京都三鷹市)のジャガー・ランドローバー事業を譲り受けることを決定した。ウイルプラスHDグループは、M&Aを成長戦略の柱とし、新規ブランドの獲得や、既存ブランドにおける新店舗及び新エリアの獲得を目指している。チェッカーモータースは、東京都、神奈川県、福岡県にてFCAジャ

ウイルプラスHD(3538)、連結子会社により仙台のCARROよりポルシェディーラー事業を譲り受け

ウイルプラスホールディングス(3538)は、連結子会社であるウイルプラスアインス株式会社が、株式会社CARRO(宮城県仙台市)のポルシェディーラー事業を譲り受けることを決定した。ウイルプラスHDグループは、M&Aを成長戦略の柱に据え、M&Aの活用による新規ブランドの獲得、既存ブランドにおける新規店舗及びエリアの獲得を推進している。ウイルプラスアインスは、福島県にて平成31年1月よりポルシェセンター

この記事に関連するタグ

「買収」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

M&A全般
新NISAがM&Aのきっかけ?ドコモのマネックス証券子会社化を解説

業界経験豊富なM&Aのスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動きについて、プレスリリースを紐解き解説する「M&Aニュースサテライト」。今回はNTTドコモとマネックスグループ・マネックス証券のニュースを解説します。※本記事はYouTube動画の内容を抜粋・編集してご紹介します。日本M&Aセンターは上場企業、中堅・中小企業のM&A・企業戦略を経験・実績豊富なチームがご支援します。ご相談は無料、秘密厳

「後継者のいない会社」を買うメリットとは?

M&A全般
「後継者のいない会社」を買うメリットとは?

近年、後継者不在の会社を第三者が譲受けるケースが増加傾向にあります。本記事では、後継者のいない会社を買う場合のメリット、認識しておきたい注意点、会社の探し方や相談先についてご紹介します。この記事のポイント後継者不在の企業を買収するケースが増加している背景には、経営者の高齢化や価値観の多様化がある。会社売却のメリットには、事業参入の短縮、規模拡大、文化の継承があり、社員の雇用や待遇改善の可能性もある

「買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年10月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード