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東宝、米アニメ配給会社GKIDSを買収

更新日:

東宝株式会社(9602)は、子会社(孫会社)であるToho International, Inc.(東京都千代田区、以下:Toho International)が、GKIDS, INC. (米国ニューヨーク州、以下:GKIDS)の株式の持分比率100%を取得するための株式譲渡契約を締結したことを発表した。

東宝グループは、「映画」「アニメ」「演劇」「不動産」の4つの事業を柱とし、魅力あるコンテンツの企画開発、IP創出の強化とともに、市場開拓の余地が大きい海外でのビジネス拡大を目指している。

GKIDSは、日本をはじめとする様々な国のアニメーションの劇場公開、ホームエンターテイメント、マーケティング、プロモーション、ブランディング、販売などの分野において北米を代表する配給会社。過去に配給した13作品がアカデミー長編アニメ映画賞にノミネートされ、2024年3月にはスタジオジブリの『君たちはどう生きるか』で初受賞を果たした。

背景・目的

東宝グループは、本件M&Aにより、GKIDSとの間でより強固な協力体制を確立し、日本発コンテンツの海外展開、クリエイターやスタジオの海外進出を図る。

GKIDSにおいても、東宝グループの持つ、アニメーションの企画製作能力、ライセンシング機能、Eコマース等とのシナジーにより、更なる発展を図っていく。

日程

取締役会決議日(東宝):2024年10月15日
株式譲渡実行日    :未定

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