事業承継セミナー

富士通、富士通総研を吸収合併へ

更新日:

富士通株式会社(6702)は、連結子会社である株式会社富士通総研(東京都大田区、以下:FRI)を吸収合併することを決定した。

富士通を存続会社とする吸収合併方式で、FRIは解散する。

富士通は、ソフトウェア・情報処理分野・通信分野の製品の開発・製造・販売ならびにサービスの提供を行っている。

FRIは、1986年に富士通グループのコンサルティング会社・シンクタンクとして設立され、近年は公共の顧客を中心に事業を展開してきた。

背景・目的

今般、富士通グループのコンサルティングビジネスの強化のため、FRIを吸収合併することとした。

本件合併により、FRIの高度なコンサルティングノウハウと、富士通のテクノロジーソリューションを組み合わせ、企業の事業企画構想や公共政策の実現提案といった上流段階から包括的なサービスを提供する体制を構築していく。

日程

取締役会決議日(富士通) :2024年10月31日
本件合併契約締結日    :2024年10月31日
本件合併の効力発生日   :2025 年4月1日(予定)

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

電子部品・機械器具製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、電子部品・機械器具製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

富士通に関連するM&Aニュース

富士通、富士通アドバンストシステムズを吸収合併

富士通株式会社(6702)は、連結子会社である株式会社富士通アドバンストシステムズ(愛知県名古屋市、以下:FASYS)を吸収合併することを決定した。富士通を存続会社とする吸収合併方式で、FASYSは解散する。富士通は、ソフトウェア・情報処理分野・通信分野の製品の開発・製造・販売ならびにサービスの提供を行っている。FASYSは、金融機関向けシステムの開発およびサポートを目的として1991年に設立され

富士通、欧州子会社の再編等を発表

富士通株式会社(6702)は、2024年3月28日開催の取締役会において、同社の欧州子会社の再編及び本再編に伴う一部の子会社の清算(特定子会社の異動を含む)を決議した。概要富士通は、「FujitsuUvance」を中心としたグローバルなソリューションやサービスの提供を拡大していくことで、新たなビジネス機会の創出と収益力向上を図り、企業価値の持続的成長に向け取り組んでいる。この取り組みの一環として、

富士通、ハードウエア事業を新会社に統合へ

富士通株式会社(67902)は、サーバ、ストレージおよびエンタープライズネットワークの開発・製造・販売・保守事業、ならびに法人向けパソコンの直接販売事業を会社分割により連結子会社である株式会社富士通エフサス(神奈川県川崎市、以下「FSAS」)へ承継させること、また、FSASのメインフレームおよびUNIXサーバの保守事業、ならびにインフラ構築サービス事業を、会社分割により富士通が承継することを決議し

富士通、新光電気工業をJICに売却へ

富士通株式会社(6702)は、連結子会社である新光電気工業株式会社(長野県長野市)を、官民ファンドの株式会社産業革新投資機構(以下、JIC)に売却すると発表した。JICは、大日本印刷株式会社(7912)・三井化学株式会社(4183)と共同で、TOBなどを通じ全株式の取得と非上場化を目指す。買収総額はおよそ6,850億円となる見通し。富士通は、コンピュータ機器や通信システム、情報処理システムなど手掛

富士通、連結子会社である富士通クラウドテクノロジーズを吸収合併へ

富士通株式会社(6702)は、連結子会社である富士通クラウドテクノロジーズ株式会社(神奈川県川崎市、以下FJCT)を吸収合併することを決定し、合併契約をFJCTとの間で締結した。富士通を存続会社とする吸収合併方式で、FJCTは解散する。富士通は、コンピュータ機器や通信システム、情報処理システムなど手掛ける大手電機メーカー。FJCTは、パーソナルコンピュータ、コンピュータ等の装置間の通信を主体とした

この記事に関連するタグ

「吸収合併・合併・グループ内再編」に関連するコラム

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消滅会社のすべての権利義務を包括的に承継させる合併手法の1つです。より効率的な経営を目指し、シナジー効果を創出することを目的に行われます。具体的には資産・負債や、取引先や従業員などが、消滅会社から存続会社へ包括的に承継されます。「包括的に承継される」とは、相続のように個々の承継手続きをとることなく、一

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。新設合併とは?新設合併とは、複数の組織や企業が合併し、新たな組織や企業を設立する合併手法です。一般的には、グループ内の企業を統合させることによるコスト削減や生産性の向上、事業規模の拡大などを目的に行われます。合併する複数の会社の法人格は消滅し

合併とは?買収との違い、種類やメリット・デメリット、事例を解説

M&A全般
合併とは?買収との違い、種類やメリット・デメリット、事例を解説

M&A(MergersandAcquisitions)は企業の合併・買収のことであり、「Mergers」が今回ご紹介する合併を指します。本記事では合併の概要や買収との違い、メリット・デメリット、必要な手続きなどについてご紹介します。合併とは合併とは、複数の組織や会社が法的に1つになることを指します。他のM&A手法と同様に、企業の成長力を高める目的で行われます。実務的には完全子会社化した後、一定の時

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。買収とは「買収」とは、他の企業の株式取得を通じて、経営権を獲得することを指します。新たに自社で事業を立ち上げる場合に比べて、既にその事業分野で実績のある企業を取得するため、スピーディーに展開できる点が特徴です。買収をご検討の方は、希望条件(地

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。コングロマリットとはコングロマリット(conglomerate)とは、異なる業種や産業に属する複数の企業が経営統合を行い、1つの大きな企業グループを形成することを指します。コングロマリットは、さまざまな事業分野

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年10月
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード