成長戦略セミナー

ヤマハ発動機、子会社でゴルフカーなど開発のヤマハモーターパワープロダクツを合併へ

更新日:

ヤマハ発動機株式会社(7272)は、連結子会社であるヤマハモーターパワープロダクツ株式会社(静岡県掛川市)について、ヤマハ発動機を存続会社とする合併の検討を開始した。合併完了時期は2027年1月の予定。

また、これに先立ち、ヤマハモーターパワープロダクツのゴルフカー、ランドカー(以下:LLV)に関する開発、事業企画、商品企画、営業、サービス等の事業機能を、2025年1月1日付でヤマハ発動機に移管する。

ヤマハ発動機は、バイク事業を主軸としてグローバルに展開する輸送用機器メーカー。既存事業を主軸に、マリン製品、電動アシスト自転車、産業用ロボットなど幅広く事業を展開している。

ヤマハモーターパワープロダクツは、ゴルフカー・ランドカー、パワープロダクツ製品の開発・製造・販売、産業用無人ヘリコプターなどヤマハブランド製品の製造を行っている。

目的

両社の知財、先行開発、EV開発の知見やリソースを集約、LLV事業の開発スピード・品質向上、新たな価値提供を加速し、LLV事業の成長を狙う。

なお、今回の事業機能移管に伴う、事業所、または製造拠点の廃止および人員整理の予定はないとしている。

輸送用機械・部品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

輸送用機械・部品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、輸送用機械・部品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

ヤマハ発動機に関連するM&Aニュース

ヤマハ発動機、子会社のヤマハモーターエレクトロニクスを吸収合併へ

ヤマハ発動機株式会社(7272)は、完全子会社のヤマハモーターエレクトロニクス株式会社(静岡県周智郡、以下「YEJP」)を合併すること決定した。ヤマハ発動機を存続会社とする吸収合併方式で、YEJPは効力発生日をもって解散する。ヤマハ発動機は、輸送用機器等の製造及び販売を行っている。YEJPは、輸送用機器等の電装品の開発・製造・販売を行っている。背景・目的ヤマハ発動機は、機能モジュール単位での技術先

ヤマハ発動機、マリン電動推進機メーカーの独Torqeedo社を買収

ヤマハ発動機株式会社(7272)は、マリン電動推進機メーカー"Torqeedo社(ドイツ、以下トルキード)"を傘下に持つドイツ・Deutz社との間で、トルキード社の全株式を取得する株式売買契約を締結した。ヤマハ発動機は、バイク事業を主軸としてグローバルに展開する輸送用機器メーカー。既存事業を主軸に、マリン製品、電動アシスト自転車、産業用ロボットなど幅広く事業を展開する。トルキード社は、マリン電動領

ヤマハ発動機、連結子会社ヤマハモーターエレクトロニクスと合併について検討開始

ヤマハ発動機株式会社(7272)および連結子会社であるヤマハモーターエレクトロニクス株式会社(静岡県周智郡、以下YEJP)は、ヤマハ発動機を存続会社とするYEJPとの合併について検討を開始した。ヤマハ発動機は、二輪車の大手製造メーカー。艇体や、ロボットなどにも事業展開している。YEJPは、モーターサイクル、電動アシスタント自転車、船外機等の電装品の開発・製造・販売を行っている。本合併によりヤマハ発

ヤマハ発動機、農業用全自動ドローン開発を行うナイルワークスへ出資

ヤマハ発動機株式会社(7272)は、株式会社ナイルワークス(東京都千代田区)の第三者割当増資を引き受け、同社に出資した。ヤマハ発動機は、二輪車の大手製造メーカー。艇体や、ロボットなどにも事業展開している。ナイルワークスは、農業用ドローンの企画製造販売、農業DX推進の製品技術・サービス開発を行っているベンチャー企業。本件によりヤマハ発動機は、ナイルワークスと連携を深め、自動飛行技術・デジタル農業技術

ヤマハ発動機、米国スマートボートテクノロジー企業Siren Marineを買収

ヤマハ発動機株式会社(7272)が、スマートボートテクノロジーを用いてマリン業界にコネクテッドボートのソリューションを提供する米国企業SirenMarine,Inc.(アメリカ・ロードアイランド州、SirenMarine)を買収する件について両社合意した。本件に伴い、SirenMarineは、YamahaMarineSystemsCompany(アメリカ・カリフォルニア州)の傘下となる。ヤマハ発動

この記事に関連するタグ

「吸収合併・合併」に関連するコラム

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消滅会社のすべての権利義務を包括的に承継させる合併手法の1つです。より効率的な経営を目指し、シナジー効果を創出することを目的に行われます。具体的には資産・負債や、取引先や従業員などが、消滅会社から存続会社へ包括的に承継されます。「包括的に承継される」とは、相続のように個々の承継手続きをとることなく、一

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。新設合併とは?新設合併とは、複数の組織や企業が合併し、新たな組織や企業を設立する合併手法です。一般的には、グループ内の企業を統合させることによるコスト削減や生産性の向上、事業規模の拡大などを目的に行われます。合併する複数の会社の法人格は消滅し

合併とは?買収との違い、種類やメリット・デメリット、事例を解説

M&A全般
合併とは?買収との違い、種類やメリット・デメリット、事例を解説

M&A(MergersandAcquisitions)は企業の合併・買収のことであり、「Mergers」が今回ご紹介する合併を指します。本記事では合併の概要や買収との違い、メリット・デメリット、必要な手続きなどについてご紹介します。合併とは合併とは、複数の組織や会社が法的に1つになることを指します。他のM&A手法と同様に、企業の成長力を高める目的で行われます。実務的には完全子会社化した後、一定の時

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。買収とは「買収」とは、他の企業の株式取得を通じて、経営権を獲得することを指します。新たに自社で事業を立ち上げる場合に比べて、既にその事業分野で実績のある企業を取得するため、スピーディーに展開できる点が特徴です。買収をご検討の方は、希望条件(地

コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

M&A全般
コングロマリットとは?メリットや企業事例を紹介

不透明な時代を生き抜くための戦略として、コングロマリット型経営は注目されており、国内ではその動きが活発化しています。本記事では、コングロマリットの特徴やメリットなどについて解説していきます。日本M&Aセンターでは、M&Aをはじめ様々な経営課題の解決に向けて専門チームを組成し、ご支援を行っています。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。無料相談はこちらコングロマリットとはコングロマリット(co

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年11月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード