東京製綱、子会社の東綱ワイヤロープ販売と東京製綱テクノスを吸収合併へ
東京製綱株式会社(5981)は、完全子会社で連結子会社である東綱ワイヤロープ販売株式会社(東京都江東区)、および同じく完全子会社で非連結子会社である東京製綱テクノス株式会社(東京都江東区)を吸収合併することを決定した。
東京製綱を存続会社、東綱ワイヤロープ販売および東京製綱テクノスを消滅会社とする吸収合併方式とし、効力発生日をもって、東綱ワイヤロープ販売および東京製綱テクノスは解散する。
また、東京製綱は、本合併にあたり、東京製綱が東京製綱テクノスに対して有する債権を放棄することを併せて決定した。
東京製綱は、ワイヤロープ・ワイヤ・スチールコード・カーボンファイバーコンポジットケーブル(CFCC)の製造と販売等を行っている。
東綱ワイヤロープ販売は、鋼索・鋼線ならびにその金具の販売加工、電気機械・土木建築機械・産業用機械の器具・工具ならびに材料等の販売を行っている。
東京製綱テクノスは、クレーン・索道等のメンテナンスおよび販売、鋼索・鋼線の調査、検査および販売、とび・土工工事業、線材製品の製造加工ならびに鋼材の加工を行っている。
背景・目的
東京製綱グループは、「事業基盤の維持と収益力の強化」を実現するために中長期的な成長基盤づくりを目指し、中期経営計画「TCTRX」を推進している。
鋼索鋼線関連事業は、国内外マーケットにおける競争激化や市場環境の急速な変化が見込まれており、収益力の強化を達成するために固定費削減や業務の効率化が求められている。
鋼索鋼線関連事業が販売・製造・メンテナンスを一貫して同組織で行うことによるシナジー効果の向上、顧客価値向上に繋がるサービスを提供できる体制の構築、業務の集約および人員配置の最適化により労働生産性を高め、経営の合理化を図ることを目的として、本合併を決定した。
日程
取締役会決議日 :2024年11月12日
合併契約書締結日:2024年11月12日
効力発生日 :2025年4月1日