株価算定シミュレーション

フリークアウト、子会社のUUUMに対しTOB実施へ

更新日:

株式会社フリークアウト・ホールディングス(6094)は、UUUM株式会社(3990)の株券等を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。

UUUMは、TOBに対して賛同を表明している。また、将来的に、UUUMは上場廃止となる見通し。

フリークアウト・ホールディングスは、国内外の広告業界において、広告・マーケティング事業、インフルエンサーマーケティング事業、投資事業等を行っている。

UUUMは、動画投稿者、芸能タレント、音楽家などの育成及びマネージメントを行っている。

目的

フリークアウト・ホールディングスは、UUUMを完全子会社化することで一体化した経営を行うことにより、事業成長への経営資源の集中を図り、協業体制の構築や経営資源・ノウハウの最大化、意思決定の迅速化・簡素化、機動的かつ着実な経営施策の実行を通じて、UUUMグループの収益力の向上と成長を狙う。

また、以下のシナジー効果を図る。
・インフルエンサーマーケティング領域への出資等を通じた戦略的な事業提携による成長加速
・フリークアウトグループ、UUUMグループの総合力の更なる強化
・その他フリークアウトグループの各国拠点を活かしたグローバルビジネスの創出、強化
・オフィスの統合及び機能の共通化の推進による、さらなる管理コストの効率化等

買付予定の株券等の数

株券等の種類 買付予定数 買付予定数の下限 買付予定数の上限
普通株式 10,007,053(株) 3,079,318(株) ―(株)

買付け等の期間

2024年11月15日(金曜日)から2024年12月26日(木曜日)まで(30営業日)

買付け等の価格

①普通株式 1株につき、532円
②新株予約権
・第1、2回新株予約権1個につき、43,800円
・第3、5回新株予約権1個につき、41,760円
・第7回新株予約権1個につき、19,800円
・第10、11回新株予約権1個につき、1円
・第13回新株予約権1個につき、53,100円
・第14、15回新株予約権1個につき、1円

買付代金

5,323百万円
(注)買付代金は、本公開買付けにおける買付予定数(10,007,053株)に、本公開買付価格(532円)を乗じた金額であり、買付資金は自己資金から充当する予定。

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

広告・PR・販促業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、広告・PR・販促業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

フリークアウト・ホールディングス・UUUMに関連するM&Aニュース

フリークアウト、High impact広告ソリューション導入支援のVAASを買収

株式会社フリークアウト・ホールディングス(6094)傘下の株式会社フリークアウト(東京都港区)は、株式会社VAAS(東京都新宿区)の発行済株式の100%を取得し、完全子会社化とすることを決定した。フリークアウトは、マーケティングテクノロジーカンパニー。認知拡大、需要喚起、顧客獲得、販促活動を最先端の独自機械学習エンジンによって効率化するマーケティングプラットフォーム「Red」、またその知見を応用し

UUUM、持分法適用関連会社で2.5次元歌い手アイドルグループ発掘・育成のVOISINGの全保有株式を譲渡

UUUM株式会社(3990)は、2024年5月20日開催の取締役会において、UUUMの持分法適用関連会社である株式会社VOISING(東京都港区)のUUUM保有株式の全てを譲渡することを決議した。それにより、2024年9月期の連結決算及び単体決算において、特別利益(関連会社株式売却益)を計上する必要が生じる。なお、本株式譲渡が実行された場合、VOISINGはUUUMの持分法適用関連会社から除外され

フリークアウト・ホールディングス、UUUMとTOB及び資本業務提携へ

株式会社フリークアウト・ホールディングス(6094)は、UUUM株式会社(3990)の連結子会社化を目的に、普通株式を公開買付け(TOB)により取得することを決定した。併せて、UUUMとの間で資本業務提携契約書の締結を決定した。買付け等の価格は、普通株式1株につき、727円。買付代金は、9,704,334,055円(買付予定数13,348,465株に買付価格を乗じた金額)。買付予定数は13,348

UUUMとカルチュア・エンタテインメントが資本業務提携

UUUM株式会社(3990)とカルチュア・エンタテインメント株式会社(東京都品川区)は、2023年2月27日付で資本業務提携契約を締結したと発表した。UUUMは、クリエイターサポート事業、インフルエンサーマーケティング事業、ゲーム・メディア事業を展開している。カルチュア・エンタテインメントは、映像・出版・メディア・音楽・IPプロダクト等の領域で事業を展開している。今後、UUUMとカルチュア・エンタ

UUUM、プロゲームチーム「Crazy Raccoon」運営Samurai工房と資本業務提携

UUUM株式会社(東京都港区)は、プロゲームチーム「CrazyRaccoon」を運営する株式会社Samurai工房(東京都千代田区)へ出資することで合意し、資本業務提携契約を締結した。UUUMは、クリエイターサポート事業、インフルエンサーマーケティング事業、ゲーム・メディア事業を展開しているコンテンツカンパニー。Samurai工房は、eSportsチーム「CrazyRaccoon」を運営、日本最大

この記事に関連するタグ

「TOB・買収」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

TOB(株式公開買付け)とは?TOBとは、株式公開買付け(TakeoverBid)の略で、対象企業の経営権取得を目的に、株式の買付価格や期間、株式数などを公告し、取引所外で多くの株主から大量に買付ける手法を指します。一般的にTOBを仕掛ける買収側を「公開買付者」、実施される側を「対象者」と呼びます。東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業への

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

M&A全般
ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

ポイズンピルとは?ポイズンピルと(PoisonPill)は、企業が敵対的な買収者以外の株主に対し、あらかじめ新株を市場価格より安く取得できる新株予約権を付与する買収防衛策です。敵対的買収が仕掛けられた際には株式を大量発行して敵対的買収者の持株比率を引き下げ、結果的に支配権の獲得、買収を断念させます。正式名称は「Shareholderrightsplan」であり、日本では「ポイズンピル」または「ライ

MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

M&A全般
MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

経営状態が振るわない企業に、外部の専門家を送り込み経営の立て直しを行う方法をMBIと言います。本記事ではMBIのスキームやメリット・デメリットを紹介するとともに、似た名称であるMBOやTOB、LBOとの違いについても説明します。MBIとは?MBI(ManagementBuyIn)とは、投資家・ファンド・金融機関等が企業を買収し、経営権を握った後に経営の専門家を送り込み、企業の立て直しや、企業価値向

日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

M&A全般
日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

日本M&Aセンターの中で特に業界での経験豊富な二人のスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動き、プレスリリースを中心に解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は前回に引き続き日立製作所による日立物流の売却をテーマに解説します。(本記事ではYouTube動画の概要をご紹介します。)日立製作所と日立物流が正式発表へ西川:前回(日立製作所が日立物流を売却へ!M&Aの狙いとは)につづき日立物流パート2

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

「TOB・買収」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手がM&Aを行う目的

買い手がM&Aを行う目的

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2024年11月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード