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MUFG、三菱UFJ証券HDの海外証券現地法人のグループ内再編を発表

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株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306、以下:MUFG)は、傘下の三菱UFJ証券ホールディングス株式会社(東京都千代田区、以下:三菱UFJ証券HD)が保有する海外証券現地法人※の持分100%を、株式会社三菱UFJ銀行(東京都千代田区)が取得し、三菱UFJ銀行の子会社とすること(以下:海外証券現地法人のグループ内再編)を発表した。2025年7月1日の再編を予定している。

※海外証券現地法人は、MUFG Securities EMEA plc、MUFG Securities Asia Limited、MUFG Securities (Canada), Ltd.の3社。

三菱UFJ証券HDは、MUFGの中間持株会社として、傘下のグループ会社について経営戦略の策定や推進、経営管理などを行っている。
三菱UFJ銀行は、金融業及びその他付帯業務を行っている。

背景・目的

MUFGは、成長戦略の一つとして「GCIB・市場一体ビジネスモデルの進化」を掲げている。

グローバルCIB事業本部・市場事業本部では、これまでもグループ一体戦略に基づき、海外証券現地法人と三菱UFJ銀行との一体的な運営を推進してきた。

海外ホールセール事業における顧客の多様な課題やニーズへ対応するには、銀行・証券といった業態の枠組みに捉われず、グループ一体的な視点でのスピーディーな意思決定、機動的なリソース配分、およびビジネスを支える基盤強化を行うことが重要と考えている。

海外証券事業の経営管理を三菱UFJ銀行へ統合するとともに、海外証券現地法人のグループ内再編により、海外ホールセール事業における銀行・証券の一体運営態勢を強化し、プロダクト競争力やバリューチェーンの強化を通じた「GCIB・市場一体ビジネスモデルの進化」の実現を目指す。

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