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新明和工業、台湾の機械式駐車設備メーカー嘉鈺機械を子会社化

更新日:

新明和工業株式会社(7224)の連結子会社である台湾新明和工業股份有限公司(台湾台北市、以下:台湾新明和)は、嘉鈺機械股份有限公司(台湾桃園市、以下:嘉鈺機械)の株式を60%取得した。これを機に、2025年1月から、新たに台湾新明和のラインアップに「地下式駐車設備(以下:地下式)」を追加することとなった。

新明和グループは、特装車、パーキングシステム、産機・環境システム、流体、航空機の5つの事業を柱に、社会インフラを支えるさまざまな製品やサービスを提供している。
嘉鈺機械は、機械式駐車設備メーカーで、機械式駐車設備の設計、製造、販売、据付工事、保守、修理改修を行っている。台湾における「地下式」市場では、シェア約20%を占める有力企業である。

目的

台湾新明和では、「地下式」市場への参入を視野に、2021年に嘉鈺機械の株式を10%取得し、連携を図ってきた。

将来的には同社の全株式を取得する計画をしており、本件M&Aにより、台湾における都市インフラの高度化に向けた取り組みを加速させ、新明和グループの連携を強化し、同地域および東南アジア市場におけるパーキングシステム事業の拡大を図る。

日程

株式譲渡実行日:2024年12月31日

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