閉じる
会社売却先シミュレーション

SGホールディングス、グローバル・フレイトフォワーダーの台湾モリソン社を買収へ

更新日:

SGホールディングス株式会社(9143)は、子会社であるSG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD(シンガポール、以下:SGG社)又は同社が新たに設立する完全子会社を通じて、Morrison Express Holding Corporation(以下: 売主)が保有する、Morrison Express Worldwide Corporation(台湾、以下:モリソン社)の全株式を取得することについて売主と合意し、株式譲渡契約を締結することを決定した。

SGホールディングスは、佐川急便グループの純粋持株会社。グループ経営戦略策定・管理並びにそれらに付帯する業務を行っている。

モリソン社及び同社の関係会社(以下、総称して:モリソン・エクスプレス)は、国際貨物運送、コントラクト・ロジスティクス、国内輸送、通関サービス事業をはじめとした総合物流ソリューションを提供する、大手グローバル・フレイトフォワーダー。モリソン ・エクスプレスは、世界94カ所の拠点と100カ国以上で事業を展開するネットワークを有し、航空貨物輸送業界を代表する事業者として広く認知されている。

目的

SGホールディングスは、「国際・海外向けサービスの強化」を重点戦略の一つとして、取り組んでいる。

SGホールディングスのフレイト・フォワーディング事業との関係において、モリソン・エクスプレスの航空フレイト・フォワーディング及びハイテク業界における強みは、SGホールディングスの中心企業であるエクスポランカ社が強みとする海上フレイト・フォワーディング及び商材(アパレル・日用雑貨)との補完関係が望める。

本件M&A通じて、航空フレイト・フォワーディングの事業領域の拡大、及びアジアを中心としたグローバル物流ネットワーク強化などを狙う。

株式の状況

取得前の所有株式比率 0.0%
取得株式数 18,053,620株(発行済株式数:18,053,620株)
取得後の所有株式比率 100.0%
取得価額 900百万米ドル※

※企業価値ベースで算出した数値を掲載。

日程

株式譲渡実行日:2025年7月1日(予定)

この企業に関連するM&Aニュース

SGホールディングス、C&FロジホールディングスへのTOBが成立

SGホールディングス株式会社(9143)による、株式会社C&Fロジホールディングス(9099)の公開買付け(TOB)が2024年7月12日をもって終了した。本公開買付けにおいては、応募株券等の総数(18,287,006株)が買付予定数の下限(14,372,200株)以上となったため成立している。C&Fロジホールディングスは、2024年7月22日(決済の開始日)をもってSGホールディングスの連結子会

SGホールディングス、C&FロジHDに対するTOBを開始、買付価格は1株5,740円

SGホールディングス株式会社(9143、以下「公開買付者」)は、株式会社C&Fロジホールディングス(9099、以下「対象者」)の普通株式を金融商品取引法による公開買付け(TOB)により取得することを決議した。SGホールディングスは、佐川急便グループの純粋持株会社。グループ経営戦略策定・管理並びにそれらに付帯する業務を行う。C&Fロジホールディングスは、貨物運送事業、倉庫事業等を行う傘下子会社及びグ

SGホールディングス(9143)子会社の佐川グローバルロジスティクス、中国上海拠点の物流企業の株式を取得

SGホールディングス株式会社(9143)は、子会社である佐川グローバルロジスティクス株式会社(東京都品川区、SGL社)を通じて、中国上海を拠点とする物流企業である上海虹迪物流科技股份有限公司(上海市閔行区、RUNBOW社)の株式を取得することを決定した。所有株式比率は、70.0%となる。SGホールディングスグループは、デリバリー・ロジスティクス・不動産および自動車整備事業など多方面の事業分野でビジ

この記事に関連するタグ

「買収・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

ロングリストとは?M&Aにおける活用方法、ショートリストとの違いを解説

M&A実務
ロングリストとは?M&Aにおける活用方法、ショートリストとの違いを解説

M&Aの重要なプロセスの一つが、M&Aの対象候補となる企業の選定と絞り込みです。このプロセスにおいて、大切な役割を果たすのが今回紹介するロングリストです。本記事ではロングリストの概要や重要なポイントを解説します。ロングリストとは?ロングリストとは、M&Aの初期段階においてターゲット候補となる企業を一定の条件で絞り込みを行い、作成された候補企業リストです。M&Aの提案候補をなるべく広く検討するため、

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。まずは、買収の希望条件を登録してみませんか?法人の買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)とは?TOB(株式公開買付け)とは、対象企業の経営権取得を目的に、株式の買付価格や期間、株式数などを公告し、取引所外で多くの株主から大量に買付ける手法を指します。株式公開買付けを表す「Take-OverBid」の略称です。一般的にTOBを仕掛ける買収側を「公開買付者」、実施される側を「対象者」と呼びます。昨今は、東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背

個人も会社を買う時代。個人M&Aのメリット・注意点をわかりやすく解説

M&A全般
個人も会社を買う時代。個人M&Aのメリット・注意点をわかりやすく解説

法人だけでなく個人による買収の動きが活発化しています。本記事では個人、法人が会社を買うメリット、注意点についてご紹介します。まずは、買収の希望条件を登録してみませんか?法人の買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から始めてみませんか?買収希望条件を登録してみる(無料)この記事のポイント個人M&

インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

海外M&A
インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

こんにちは、ジャカルタの安丸です。2025年におけるインドネシアのマクロ的な展望につき、私見を交えて解説させていただきます。(今回のこのコラムは、2025年1月8日に作成しています。)2024年の振り返り最初に2024年にインドネシアで起こった重要なイベントを、簡単に振り返ってみたいと思います。2024年はインドネシアにとって、重要なイベントが目白押しの1年でした。新大統領の就任10年振りの大統領

「買収・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2025年2月
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
232425262728

月別M&Aニュース

注目ニュースワード

500エラー

予期せぬエラーが発生しました。

お探しのページは削除されたか、一時的にご利用できない可能性があります。
お探しのページのURLが正しいかどうかご確認ください。