
三菱UFJニコス、全保連へのTOBを実施
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306、以下:MUFG)は、傘下の三菱UFJニコス株式会社(東京都文京区)を通じ、全保連株式会社(5845)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得すること、並びに全保連及び株式会社三菱UFJ銀行(東京都千代田区)との間で資本業務提携契約を締結することを発表した。
全保連は、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後も、全保連は上場(スタンダード市場)を維持する見通し。
MUFGは、メガバンクの三菱UFJ銀行などの傘下子会社およびグループの経営管理、ならびにそれに付帯する業務を行っている。
全保連は、賃貸住宅を中心とする家賃債務保証事業を行っている。
目的
MUFGは、全保連を連結子会社化することで、リソースやノウハウの共有により、家賃のクレジットカード払い導入による収益拡大、法人審査エンジンの共同開発、MUFGグループクレジットの使用による信頼性向上、取引先紹介による顧客基盤の拡充、業務効率化によるコスト削減などを狙う。
買付予定の株券等の数
株券等の種類 | 買付予定数 | 買付予定数の下限 | 買付予定数の上限 |
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普通株式 | 13,026,385(株) | 11,661,185(株) | 13,026,385(株) |
買付け等の期間
2025年2月17日(月曜日)から2025年4月3日(木曜日)まで(32営業日)
買付け等の価格
普通株式1株につき、1,000円
買付代金(予定)
13,026,385,000円
(注)買付代金は、本公開買付けにおける買付予定数(13,026,385株)に、本公開買付価格(1,000円)を乗じた金額。