
Arent、3D CADソフトウェア販売のPlantStreamを完全子会社化
株式会社Arent(5254)は、千代田化工建設株式会社(神奈川県横浜市)とのジョイントベンチャーである株式会社PlantStream(東京都港区)の株式を追加取得することにより、同社を完全子会社化することを決定した。
Arentは、「プロダクト共創開発」「共創プロダクト販売」「自社プロダクト」の3つを柱に展開している。「プロダクト共創開発」では、建設業界に特化したDXコンサルティングからシステム開発、事業開発に至るまでの一連のプロセスを包括的に提供している。
PlantStreamは、プラントエンジニアリング業界向けのソフトウェアの開発・販売を行っている。2020年にArentと千代田化工建設が共同で、革新的なプラント空間自動設計機能を備えた3D CADソフトウェア「PlantStream®」を販売するため設立された。
背景・目的
Arentは、「PlantStream®」について、事業運営の観点では営業利益の黒字化にはいたっていないものの、2024年度以降の営業キャッシュフロー黒字化の目途が立ち、継続的な事業運営の基盤が整ったと考えている。
今回、プラントエンジニアリング業界への更なる寄与を目指していくための協議の結果、PlantStreamを完全子会社化することで、意思決定の迅速化並びに経営の効率化を図ることとなった。
本株式譲渡により合弁契約は解消となるが、今後も千代田化工建設との技術提携を継続し、両社の知見を融合させたイノベーションを通じて、プラント設計業界の発展に貢献していく。
株式の状況
異動前の所有株式数 | 1,837株(議決権の数:1,837個)(議決権所有割合:50%) |
取得株式数 | 1,837株 |
取得株式数 | 普通株式 225百万円 |
異動後の所有株式数 | 3,674株(議決権の数:3,674個)(議決権所有割合:100%) |
日程
株式取得実行日:2025年3月17日(予定)