
みずほFG、グローバル・カストディ事業を米ステート・ストリートに売却
株式会社みずほフィナンシャルグループ(8411、以下:みずほFG)は、ステート・ストリート・コーポレーション(米国マサチューセッツ州、以下:ステート・ストリート)とステート・ストリートがみずほFGのグローバル・カストディおよび関連事業を買収することで合意したことを発表した。買収対象は、みずほFGの日本の顧客による海外投資をサポートする事業となる。
本件買収は、各関係当局への届出並びに許認可の取得等を前提として、2025年第4四半期(10月~12月)の取引完了を予定している。
ステート・ストリートは、世界の機関投資家を対象に資産管理や資産運用サービス、インベストメント・リサーチとトレーディング・サービスを提供する世界有数の金融機関。
みずほFGは、世界最大級の総合金融サービスを提供している金融機関の一つ。
目的
みずほFGは、現在、みずほ信託銀行のルクセンブルク現地法人であるルクセンブルグみずほ信託銀行、及びみずほ銀行の米国現地法人である米国みずほ銀行を通してグローバル・カストディ及び関連事業を展開している。
各国の規制や顧客ニーズが高度化・多様化、規模の大きな海外プレーヤーの優位性が高まる中、同事業を適切に運用できるか慎重に検討した結果、本譲渡の決定に至った。
なお、みずほFGの国内でのカストディー事業は継続する。