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ソフトバンクG、米の半導体設計会社Ampereを約9,730億円で買収へ

更新日:

ソフトバンクグループ株式会社(9984)は、子会社を通じて、Ampere Computing Holdings LLC(米国カリフォルニア州、以下:Ampere)の全持分を、総額65億米ドル(約9,730億円)で取得すると発表した。

ソフトバンクグループは、携帯電話を中心とした電気通信事業者やインターネット、AI関連会社などを傘下に置く持株会社。

Ampereは、次世代クラウドコンピューターやAI向けに特化した高性能かつエネルギー効率に強みを持つプロセッサを設計する半導体企業。

目的

本件M&A通じ、ソフトバンクグループの広範なエコシステムとの連携を図る。また、Arm Holdingsの設計力を補完する形で、ARMベースのチップ開発などで、Ampereの専門知識の統合が可能となる見込み。

持分の状況

異動前の持分割合 8.08%(うち間接所有:8.08%)
取得割合 100%
取得価額 投資総額:65億米ドル(約9,730億円)
取得関連費用:未定
異動後の持分割合 100%(うち間接所有:100%)

日程

取締役会決議(ソフトバンクグループ):2025年3月17日(日本時間)
売主との売買契約締結(ソフトバンクグループ):2025年3月19日(米国時間)
本取引の完了:2025年後半(予定)

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