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ワールドホールディングス、東邦チタニウム傘下でチタン金属加工品事業のトーホーテックを子会社化

更新日:

株式会社ワールドホールディングス(2429)の連結子会社である株式会社ワールドインテック(福岡県福岡市)は、金属チタン製造業界大手の東邦チタニウム株式会社(5727)の子会社であるトーホーテック株式会社(神奈川県茅ケ崎市)の発行済株式の65%を取得し、子会社化することを決定した。

ワールドインテックは、ワールドホールディングスのグループの基幹事業である人材教育ビジネスの中核を担っており、「ものづくり」分野において川上から川下まで幅広い事業領域に人材事業を展開している。

トーホーテックは、チタンを専門とする金属加工品事業を行う素材産業の製造メーカー。

背景・目的

ワールドインテックは、2020年に東邦チタニウムと共同で合弁会社である株式会社TOHOWORLDを設立した。この約5年間で、TOHOWORLDでは、製造・設備・技術領域など広域に亘って受託範囲が広がり、多くの優秀な人材が集積し、一段高い業務を担える力がついてきた。

本件M&Aにより、ワールドインテックはTOHOWORLDでの経験を活かし、チタン製造業界において人材育成や生産性向上のノウハウを展開することで、トーホーテックにおいてチタン加工、溶接などの主力業務に特化した人材育成、スキル向上、人材供給などを支援し、チタン素材産業における技術・技能の承継と受託事業の拡大に繋げる。

日程

株式譲渡実行日:2025年3月24日

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