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岩手銀行、顧客口座に係る権利義務を大和証券に承継

更新日:

株式会社岩手銀行(8345)は、会社分割吸収分割)により、岩手銀行の公共債、投資信託の窓販業務に係る事業に関して、岩手銀行に開設された顧客口座に係る権利義務を、大和証券株式会社(東京都千代田区)に承継させることについて吸収分割契約の締結を決定し、締結したことを発表した。

岩手銀行を分割会社とし、大和証券を承継会社とする簡易吸収分割方式。

岩手銀行は、銀行業を行っている。
大和証券は、有価証券等の売買、有価証券等の売買の媒介、取次または代理、有価証券の引受等の金融商品取引業及びそれに付帯する事業を行っている。

背景・目的

岩手銀行は、2024年11月に大和証券との間で、金融商品仲介業務における包括的業務提携(以下:本提携)に関する基本合意書を締結し、2025年3月には本提携に関する詳細を定めた最終契約書を締結した。

本提携により、岩手銀行と大和証券の両社は、大和証券の証券ビジネスにおける知見・経験・プラットフォームと、岩手銀行の地域に密着したサポート態勢を組み合わせることで、岩手銀行の顧客にはより幅広い商品・サービスラインアップを提供し、大和証券の顧客にはよりきめ細やかなコンサルティング機会を提供するための態勢を構築していくことを企図している。

また、両社は、金融商品仲介のみならず、相続・事業承継などのソリューション提案の強化や非金融資産に係る提案等を含めた高度なコンサルティング態勢の実現を目指すとともに、地域の金融リテラシーの向上と底上げを目指している。

本会社分割は、本提携の一部として、岩手銀行及び大和証券間で締結する金融商品仲介業務委託契約、大和証券から岩手銀行への従業員の出向契約、その他証券システムの統合等と一体となったものである。

分割する部門内容

岩手銀行の公共債、投資信託の窓販業務に係る事業に関して、岩手銀行に開設された顧客口座に係る権利義務

日程

本会社分割の効力発生日:2026年5月7日(予定)

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