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富士ソフト、インターネットオークション・フリマサービス企画・運営のモバオクを買収

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富士ソフト株式会社(9749)は、株式会社ディー・エヌ・エー(2432、以下:DeNA)およびKDDI株式会社(9433)より、株式会社モバオク(東京都渋谷区)の全株式を取得する契約を締結した。

富士ソフトは、通信インフラ、社会インフラ、機械制御などの組み込み系ソフトウェア開発のほか、業務系ソフトウェア開発やネットビジネスソリューションに至るまで、幅広くシステム開発を行っている。

モバオクは、インターネットオークション・フリマサービスの企画・運営を行っている。

目的

富士ソフトは、2010年より、DeNAの子会社であり、同社とKDDIが共同事業として運営するモバオクのシステム開発の一部を受託し、サービスの拡充に貢献してきた。

本件M&Aにより、富士ソフトのECシステムの開発・運用力、AIやデータ分析など先端テクノロジーを、モバオクの事業運営ノウハウとC to Cプラットフォームに掛け合わせることで、EC事業の拡大を図る。

2025年5月末までに株式の取得を完了し、富士ソフトグループとしてインターネットオークション・フリマサービスを展開していく予定。

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