
阪神園芸、環境コンサルタント会社の里と水辺研究所を買収
阪神園芸株式会社(兵庫県西宮市)は、 2025年4月1日付で、株式会社里と水辺研究所(大阪市東淀川区)を子会社化した。
阪神園芸は、総合緑化事業会社として、企画から施工、維持管理、施設の運営管理まで一貫したサービスを提供している。
里と水辺研究所は、環境コンサルタント会社で、植生の調査、診断・評価、森林整備や保全計画の立案をはじめ、地域苗木の生産や育成、里山や植物に関する各種ワークショップの開催等を行っている。
目的
昨今の自然環境保護の意識の高まりに伴い、公共事業や開発事業において、生物多様性の保全・回復に関する調査や自然環境保護、環境対策の啓発などへの取り組み強化が見込まれている。
本件M&Aにより、緑化に関するデザイン、工事施工、植栽管理について多くの実績を有する阪神園芸と、自然環境に関するコンサルティング機能を有する里と水辺研究所の連携により、こうしたニーズに高い技術力で対応し、社会課題の解決に取り組んでいく。