債務超過
債務超過とは、企業の負債の額が資産の額を上回っている状態を指す。
負債が資産を上回るため、純資産はマイナスである。
簿価の貸借対照表上で債務超過状態にあるものを簿価債務超過、資産や負債を時価評価した後も債務超過である場合を実質債務超過という。
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債務超過でも会社売却できる?倒産との違い、解消方法をわかりやすく解説
債務超過とは債務超過とは、企業が抱える負債の総額が、資産の総額を超えている財務状況を指します。「債務超過=即倒産」というわけではありませんが、債務超過の状態が続くと、全資産を売却しても返済ができず負債だけが残るため、結果的に会社の存続が難しくなります。企業が債務超過に陥ると、金融機関からの新たな資金調達は難しくなり、また投資家からの出資も難しくなります。「新たな投資ができない」→「企業競争力が低下