豊田通商(8015)子会社エコラインがSPNと合併
豊田通商株式会社(8015)の子会社である株式会社エコライン(名古屋市)と、株式会社SPN(東京都中央区)は、4月1日付けにて統合(合併)することを決定した。
本統合にあたり、存続会社はSPNとし、社名を株式会社JARA (日本自動車リサイクラーズ・アライアンス)に変更する。 JARAは、エコラインの100%出資株主である豊田通商に対し、合併の対価としてJARAの株式 42%を譲渡する。
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SPNは自動車リサイクル部品流通管理システムの管理運用と開発、全損車両及び使用済み車両の情報処理と適正処理の指導、自動車リサイクルビジネスのコンサルティングを行っている。一方、エコラインは、自動車リサイクル部品のネットワーク運営に関わる各種事業、廃棄物管理に関わるコンピューターのソフトウェア開発関連事業を行っており、両社は、自動車リサイクル部品のネット販売システムで連携し、リサイクル部品の相互販売・流通・取引を行ってきた。
両社は、ネット取引の拡大、ハイブリッド車部品の増加など昨今の自動車アフターマーケット及びリサイクルビジネスの市場環境に対応し、更なるサービス強化を図り、事業拡大を実現していく。