日本工営(1954)、英国Hyder社を完全子会社化
日本工営株式会社(1954)は、ロンドン証券取引所に上場している英国建設コンサルタントグループ、Hyder Consulting PLCと、Hyder社の発行済及び発行予定普通株式を現金にて取得し、完全子会社化する手続きを開始することに合意した。Hyder社取締役会は、本件買収につき全会一致で賛同している。買収総額は約463.8億円。
【不動産サービス業界のM&A】
Hyder社は、交通運輸、電力ガス水道・エネルギー、建築関連分野等において、公共事業・民間事業の双方のプロジェクトにおいて高い競争力と実績を有する企業。加えて、鉄道分野を中心に英国において堅固な事業基盤を確立しているだけでなく、インフラ需要の著しいオーストラリア及び中東においても高いプレゼンスを有している。
日本工営は、本件M&AでHyder社の地盤を獲得することで、バランスのとれたグローバル事業展開が可能となり、地域的に理想的な補完関係を構築していく。