成長戦略セミナー

東レ(3402)、Toray Chemical Korea Inc.の株式を公開買付け

更新日:

東レ株式会社(3402)の連結子会社であるToray Advanced Materials Korea Inc.(TAK社)は、同じく連結子会社であるToray Chemical Korea Inc.(TCK社)の株式を公開買付けにより取得することを決定した。

東レは、経営環境の変化に迅速かつ的確に対応し、韓国における一層の事業拡大を実現するため、2015年3月にTCK社株式の公開買付けを行い、持株比率を86.85%まで引き上げている。韓国国内の法令等に従い、TCK社の上場廃止を進める予定であり、その一環として二回目の公開買付けを実施する。

●今後のスケジュール
買付期間 2015年5月22日から2015年7月20日

繊維・衣服・装飾品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

繊維・衣服・装飾品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、繊維・衣服・装飾品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

東レに関連するM&Aニュース

東レ(3402)、欧州のエアバッグ縫製メーカー Alva Sweden ABを買収

東レ(3402)は、AlvaSwedenAB(スウェーデン、ASE社)の全株式を取得し、同社および同社子会社であるAlvaConfecçõesS.A.(ポルトガル)ならびにAlvaTunisiaSA(チュニジア)(以下、「Alva社」と総称)を買収することを決定した。東レは、エアバッグ事業について、現在、原糸3極(日本、タイ、メキシコ)、基布6極(日本、タイ、中国、チェコ、インド、メキシコ)のグロ

東レ(3402)、オランダの炭素繊維複合材料メーカーTCAC社の全株式取得

東レ(3402)は、TenCateAdvancedCompositesHoldingB.V.(オランダ、TCAC)の全株式を取得することを、親会社であるKoninklijkeTenCateB.V.(オランダ、KTC)との間で合意した。取得価額は約1230億円。TCACは、オランダの炭素繊維複合材料メーカー。航空宇宙用途において幅広い採用実績を持ち、特に熱可塑性樹脂を用いた炭素繊維基材においてグロー

東レ(3402)、香港のニットテキスタイルメーカーPacific Textiles Holdings Ltd.の株式取得

東レ(3402)は、香港のPacificTextilesHoldingsLtd.(PTHL社)の株式を取得し、同社に資本参加することを決定した。取得価額は約590億円。株式所有割合は28.03%となる。東レは、筆頭株主であるIpPingIm氏等より株式を取得する。PTHL社は、香港においてニット・染色・プリント生地の製造・販売を行っている。コスト競争力、品質競争力を強みとして、世界有数の生産規模を

フロイデンベルグ及び東レ(3402)、日本バイリーン(3514)株式を公開買付け

フロイデンベルグエスイー(FreudenbergSE)及び東レ株式会社(3402)は、日本バイリーン株式会社(3514)の普通株式並びに本新株予約権を金融商品取引法に基づき、公開買付けの実施を決定した。フロイデンベルグと東レの合弁会社となる予定のFTホールディングス株式会社(東京都港区)を通じて本件を行う。フロイデンベルグは日本バイリーンの株式を33.40%保有しており、東レは17.49%保有して

東レ(3402)、独の燃料電池および水電解装置の部材製造会社を買収

東レ株式会社(3402)は、ドイツのSolviCoreGmbH&Co.KGの株式を取得し、新会社GreenerityGmbHとして100%子会社化した。SolviCore社は、UmicoreAG&Co.KGとSolvayGmbHが50%ずつ保有している会社で、燃料電池や水電解装置の部材や膜・電極接合体の開発、製造および販売を行っている。東レは本件により、両社の製品や技術力を融合し、来るべき水素社会

この記事に関連するタグ

「TOB・グループ内再編」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的など概要をおさらい

TOB(株式公開買付け)とは?TOBとは、株式公開買付け(TakeoverBid)の略で、対象企業の経営権取得を目的に、株式の買付価格や期間、株式数などを公告し、取引所外で多くの株主から大量に買付ける手法を指します。一般的にTOBを仕掛ける買収側を「公開買付者」、実施される側を「対象者」と呼びます。東京証券取引所の市場再編やPBR(株価純資産倍率)改善要請を背景に、成長を意識した買収、上場企業への

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

M&A全般
子会社化のメリットとは?関連会社との違い、子会社の種類など解説

子会社化は事業の成長・発展に向けた経営戦略として多くの企業で行われています。本記事では、子会社化するメリット・デメリット、子会社の種類について詳しく解説します。子会社化とは?子会社とは、経営の意思決定機関(株主総会)が特定の会社(親会社)に支配された状態にある会社を指します。株主総会では、決算承認・配当金額・役員報酬などさまざまな事項を決定します。こうした会社の経営に関する重要な事項を決定する権限

ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

M&A全般
ポイズンピルとは?2種類の手法やメリット・デメリット、導入事例を解説

上場企業の株主が経営陣と経営方針などを巡って対立した結果、会社の支配力を強める目的で株式を買い進める場合があります。これが、「敵対的買収」です。しかし、敵対的買収に対して経営陣も何もしないわけではありません。経営陣と敵対する株主の動きを防ぐため、敵対的買収に対する様々な防衛策を発動して対抗します。その買収防衛策のひとつがポイズンピルです。本記事では、ポイズンピルの概要、メリットやデメリット、実際に

MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

M&A全般
MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

経営状態が振るわない企業に、外部の専門家を送り込み経営の立て直しを行う方法をMBIと言います。本記事ではMBIのスキームやメリット・デメリットを紹介するとともに、似た名称であるMBOやTOB、LBOとの違いについても説明します。MBIとは?MBIとは、投資家・ファンド・金融機関等が企業を買収し、経営権を握った後に経営の専門家を送り込み、企業の立て直しや、企業価値向上を図る買収形態の一つです。企業価

日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

M&A全般
日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

日本M&Aセンターの中で特に業界での経験豊富な二人のスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動き、プレスリリースを中心に解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は前回に引き続き日立製作所による日立物流の売却をテーマに解説します。(本記事ではYouTube動画の概要をご紹介します。)日立製作所と日立物流が正式発表へ西川:前回(日立製作所が日立物流を売却へ!M&Aの狙いとは)につづき日立物流パート2

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2015年5月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31

月別M&Aニュース

注目ニュースワード