アウトソーシング(2427)、マレーシアのペイロール事業会社株式を取得
株式会社アウトソーシング(2427)は、SYMPHONY HRS SDN. BHD.(マレーシア、SYMPHONY HRS)の発行済株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は1,555百万円、議決権所有割合は60%となる。
本件により、同社の子会社であるSYMPHONY HR SOLUTIONS INDIA PRIVATE LIMITED及びシンフォニーHRSジャパン株式会社、SYMBPO EUROPE LIMITEDがアウトソーシングの孫会社となる。
アウトソーシングは、メーカーの生産効率の向上を目的としたた生産アウトソーシング事業をコア事業としているが、同事業は顧客メーカーの生産変動の影響を受け易いため、環境変化を受けにくい新たな事業としてアジア地域での給与計算代行事業(ペイロール事業)の展開を図っている。
SYMPHONY HRSは、アジアを中心に19か国における給与計算を行っており、独国の大手高級自動車メーカーや大手自動車部品メーカー、米国の大手投資銀行や大手精密機械メーカーといったグローバル展開する企業を顧客にもつ。
アウトソーシングは、市場拡大が期待されるアジア地域のペイロール事業の基盤強化を行い、グループの事業安定化と拡大の両立を目指す。