株価算定シミュレーション

小林製薬(4967)、米国の医薬品・化粧品企画開発会社を子会社化

更新日:

小林製薬(4967)は、Berlin Industries, Inc.(米国オハイオ州、Berlin社)を、子会社化するための契約を締結した。

小林製薬の連結子会社である Kobayashi Healthcare, LLC.の下に子会社を新設し、当該新設子会社と Berlin社を合併することにより、Berlin社およびその子会社のPerfecta Products, Inc.(Perfecta社)を完全子会社化する。

小林製薬グループは、米国現地法人において、カイロ、冷却シートなどを販売しており、自社ブランドに加え、大手小売チェーンのプライベートブランド供給により、独自のビジネスモデルで業容を拡大している。

Berlin社は子会社のPerfecta社は、一般用外用消炎鎮痛剤および化粧品を全米のドラッグストア、スーパーマーケットなどで販売しており、「Zim’s MAX(ジムズマックス)」ブランドは、米国市場で高い知名度を有している。

本件により、小林製薬グループは、Perfecta社が保有するブランド力・販売力と、自社グループが保有するマーケティング力、一般用外用剤に関する研究開発力、技術ノウハウを相互に活用し、北米一般用医薬品の分野での事業の拡大を図る。

●今後のスケジュール
2016年9月2日(米国時間:2016年9月1日) 合併・子会社化

バイオ・医薬品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

バイオ・医薬品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、バイオ・医薬品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

小林製薬に関連するM&Aニュース

小林製薬、米Focus Consumer Healthcare, LLCの全持分取得、子会社化へ

小林製薬株式会社(4967)は、FocusConsumerHealthcare,LLC(米国テネシー州、以下Focus社)の全持分を2023年10月5日付(米国時間)で取得し、完全子会社化した。譲り受け金額は、75百万米ドル。小林製薬は、医薬品、医薬部外品、芳香剤、衛生材料などの製造販売を行っている。Focus社は、にんにくサプリメントや生理用鎮痛剤、口唇ヘルペス対策薬などを全米のドラッグストア、

小林製薬、アメリカで医薬品の製造及び販売を行うAlva社の全株式取得、子会社化へ

小林製薬株式会社(4967)は、Alva-AmcoPharmacalCompanies,Inc.(アメリカ・イリノイ州、Alva社)を、子会社化することについて合意し、契約を締結した。本件は、全株式取得によるものとし、取得価額は108百万米ドルとする。小林製薬は、医薬品、医薬部外品、芳香剤、衛生材料などの製造販売を行う製造販売事業を行っている。Alva社は、一般用医薬品の製造・販売を行っている。本

小林製薬(4967)、健康食品「梅丹」「古式梅肉エキス」等展開の梅丹本舗の全株式取得、子会社化

小林製薬(4967)は、株式会社梅丹本舗(和歌山県紀の川市)の全株式取得について株式譲渡契約を締結し、同社を子会社化した。小林製薬は、ヘルスケア領域を重点領域の一つに位置付けており、食品分野においては、栄養補助食品の展開を中心に、食物繊維を簡単に摂取できる「イージーファイバー」ブランドや、健康茶「杜仲茶」ブランドを譲り受けるなど、事業強化に取り組んでいる。梅丹本舗は、梅肉を使用した健康食品を「梅丹

小林製薬(4967)、グンゼ(3002)より紅麹事業を譲受け

小林製薬株式会社(4967)は、グンゼ株式会社(3002)より、食品素材「紅麹」に関する研究・販売事業を取得するための事業譲渡契約を締結した。小林製薬はOTC医薬品をはじめとするヘルスケア領域で事業展開している。食品分野においては、食物繊維を簡単に摂取できる「イージーファイバー」ブランドや、生活習慣が気になる方向けの健康茶「杜仲茶」ブランドを譲受するなど、同分野の事業強化に努めている。グンゼは、「

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・合併」に関連するコラム

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存続会社に消

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

M&A全般
合併とは?買収による統合との違い、メリット、手続きを解説

合併は企業の成長を加速させる手段として広く採用されていますが、そのプロセスにはリスクも潜んでいます。戦略的な選択が成功を左右する中、本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。合併は存続会社が権利義務を承継する「吸収合併」と、は全ての法人格が消滅し新会社が設立される「新設合併」の2種

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

ベトナムの成長企業が日本の業界大手企業と戦略的資本提携を実施日本M&AセンターInOut推進部の河田です。報道にもありましたように、河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市、以下「河村電器産業」)が、DuyHungTechnologicalCommercialJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DH社」)およびDHIndustrialDistributionJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DHID社」)の株

タイにおける日本食市場の2024年最新動向

海外M&A
タイにおける日本食市場の2024年最新動向

コロナ禍から復活最新のタイの飲食店事情日本M&Aセンターは、2021年11月にタイにて駐在員事務所を開設し、2024年1月に現地法人を設立いたしました。現地法人化を通じて、M&Aを通じたタイへの進出・事業拡大を目指す日系企業様のご支援を強化しております。ASEAN進出・拡大を考える経営者・経営企画の方向け・クロスボーダーM&A入門セミナー開催中無料オンラインセミナーはこちら私自身は、2度目のタイ駐

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2016年9月
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード