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三菱商事(8058)、ローソン(2651)株式を公開買付け

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三菱商事(8058)は、ローソン(2651)の普通株式に対する金融商品取引法による公開買付け(TOB)実施を決定した。

本件はローソンの連結子会社化を企図する一方、ローソンの上場は維持される方針。
ローソン取締役会は賛同の意見を表明している。

買付価格は1株8,650円。買付予定数及び買付予定数の上限は16,649,900株で、下限は設けていない。これにより議決権所有割合は33.47%から50.10%となる見込み。

三菱商事グループは、国内外のネットワークを通じて、多種多様な商品の売買・製造、資源開発、インフラ関連事業、金融事業を行うほか、新エネルギー・環境分野等における新しいビジネスモデルや新技術の事業化、総合商社の持つ機能を活かした各種サービスの提供など、広範な分野で多角的に事業を展開している。

ローソングループは、コンビニエンスストア「ローソン」のフランチャイズシステムおよび直営店舗の運営を主な事業として展開している。

本件により、三菱商事グループは、自社の有するネットワーク・人的リソースをローソンの国内コンビニ エンスストア事業、海外コンビニエンスストア事業などにおいてより一層活用することで従来以上に連携を深め、ローソンの事業基盤の更なる強化および持続的な成長を目指す。

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