夢真HD(2362)、日本サード・パーティ(2488)株式の公開買付けおよび資本業務提携
夢真HD(2362)は、日本サード・パーティ(2488)の普通株式を金融商品取引法の公開買付け(TOB)により取得すること、ならびに夢真HDとその完全子会社である夢エデュケーション(東京都千代田区)および子会社である夢テクノロジー(東京都品川区)と日本サード・パーティとの間で資本業務提携契約を締結することを決定した。
夢真HDは日本サード・パーティを持分法適用関連会社化または連結子会社化することを企図しており、、日本サード・パーティの上場廃止を企図するものではないが、株式の取得状況によっては上場廃止基準に抵触する可能性もある。その場合、上場廃止回避の策を検討する予定だが具体的に決定している事項はない。
本TOBに関して日本サード・パーティ取締役会は本件について賛同の意見を表明している。
買付価格は1株610円。買付予定数は4,623,947株(所有割合90.92%)で、下限は1,695,200株(所有割合33.33%)、上限は設けていない。
日本サード・パーティは夢エデュケーションに対して出資を行う。出資比率は16.6%、取得価額は59,750,000円
夢真グループは、建築技術者、製造業向けエンジニアおよびITエンジニアの派遣事業を営んでおり、夢エデュケーションおよび夢テクノロジーにおいてはITエンジニア育成のための教育講座事業に新たに取り組んでいる。
日本サード・パーティは、日本に進出する海外のテクノロジー企業向けにアウトソーシングサービスやITエンジニアの教育事業を提供しているほか、フィンテック領域での新規事業の創出に取り組んでいる。
本件により、夢真グループおよび日本サード・パーティは、教育事業領域やフィンテック領域での技術を活用した新規事業においてシナジーを創出し、相互の発展を目指す。