日鉄住金物産(9810)と三井物産(8031)、鉄鋼事業の提携強化へ
日鉄住金物産(9810)及び三井物産(8031)は、日鉄住金物産が三井物産グループの鉄鋼事業の一部を譲り受けること、並びに三井物産が日鉄住金物産株式を追加取得することについて検討を開始するための基本合意書を両社間で締結した。
三井物産は、日鉄住金物産に対する議決権保有割合を20%まで引上げ、持分法適用会社化を目指す。
日鉄住金物産は、新日鐵住金グループの中核商社として鉄鋼事業の更なる強化を図っていた。
三井物産は、鉄鋼事業の更なる成長に向けて事業再編による収益基盤強化を検討していた。
本件M&Aにより、日鉄住金物産及び三井物産は、経営資源の有効活用により事業効率を高め、販売力の強化、市場におけるポジションの向上、事業基盤の拡充を図ることで、企業価値の向上を目指す。
●今後のスケジュール
事業譲受けに関する最終契約締結日 平成29年9月
事業譲受けの効力発生日 平成30年4月