中部電力(9502)及び三菱UFJ リース(8593)、ドイツの海底送電事業に共同参画
中部電力(9502)及び三菱UFJ リース(8593)は、共同出資会社Chubu Electric Power & MUL Germany Transmission GmbHを通じて、三菱商事(8058)から、ドイツにおける洋上風力発電所向けの海底送電事業の事業権を有する三菱商事子会社の株式の49%を取得することで三菱商事と合意し、株式譲渡契約を締結した。
本件により、中部電力と三菱UFJ リースは、海外の送電事業に初参画する。
当該事業は、北海洋上にある風力発電所を結ぶ4つの海底送電ケーブルの運営および保守を行うもので、オランダ国営送電事業者TenneT Holding B.V.及び三菱商事子会社が、その事業権を保有していた。
本件M&Aにより、中部電力は、これまでに培ってきた送変電保守に関する技術や知見を活用し、海外送電事業の事業基盤の確立を図る。また、三菱UFJリースは、本件をきっかけに国内外の社会インフラ事業への積極的な参画を進める方針。