東プレ(5975)、丸順(3422)株式を取得、持分法適用会社へ
東プレ(5975)は、丸順(3422)との間で資本業務提携契約、及び丸順から東プレに対する第三者割当と丸順の創業者であり大株主である今川氏との相対取引により丸順株式を取得する契約の締結を決定した。
東プレは、第三者割当増資により、丸順普通株式 1,591,100株(第三者割当増資後の発行済株式総数に対する割合 15.36%)を引き受ける。
払込金額の総額は873百万円で、丸順の調達資金の額は手取り概算額で738百万円となる。また、東プレは、今川氏の保有株式479,600株を株式の売出しにより譲り受ける。これにより東プレの株式所有割合は19.99%となり、丸順は東プレの持分法適用関連会社となる見込み。
東プレは、自動車のプレス関連製品、冷蔵車・冷凍車などの定温物流関連製品のほか、住宅やビルの空調機器、キーボードやタッチパネルの電子機器の製造・販売を主な事業として展開し、
国内基盤の強化と更なるグローバル化に取り組んでいる。
丸順は、自動車用プレス部品の研究開発やその部品を生産するための金型、治具、検具の設計・製作・製造を行っている。国内拠点に加え、海外では広州、武漢、タイに拠点を持つ。
本件M&Aにより、東プレは、生産、技術、購買などの各分野でシナジーを創出し、国内外での更なる成長を図る。
●今後のスケジュール
株式取得日 平成29年6月22日
本第三者割当増資の払込期日 平成29年6月22日