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田辺三菱製薬(4508)、パーキンソン病治療薬開発を行うイスラエルのニューロダーム社を買収

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三菱ケミカルホールディングス(4188)の連結子会社である田辺三菱製薬(4508)は、NeuroDerm Ltd.(イスラエル国レホヴォト、ニューロダーム社)の買収手続きを開始することについて、ニューロダーム社と合意した。

取得価額は約1,241億円。

本件は、ニューロダーム社を存続会社として、田辺三菱製薬が設立する買収目的会社(SPC)とニューロダーム社とを合併させる現金交付型の逆三角合併方式で行う。

ニューロダーム社は、パーキンソン病の治療薬の研究・開発を行う医薬品企業。新たな製剤研究や、医薬品と 医療器具とを組み合わせる優れた技術開発力を有している。同社が開発し2019年度に上市が見込まれる治療薬「ND0612」は、パーキンソン病における運動症状の改善が期待されている。

本件M&Aにより、田辺三菱製薬は、医薬品とデバイスを組み合わせた神経疾患領域のパイプラインを拡充し、米国における医薬品販売事業の持続的な成長基盤の構築を目指す。

●今後のスケジュール
吸収合併の効力発生日 平成29年10月
完全子会社化完了日 平成29年10月

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