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住友商事(8053)、沢井製薬(4555)米国子会社の一部持分取得によりジェネリック製薬事業へ参入

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住友商事(8053)は、米国子会社であるSumitomo Corporation of Americas(米国・ニューヨーク州、米州住友商事)を通じて、沢井製薬(4555)の子会社であるSawai America LLC(米国・デラウェア州、SA社)の持分の20%を取得することを決定した。
取得価額は232億円。

SA社は、米国のUpsher-Smith Laboratories, LLC(米国・ミネソタ州、USL社)の全持分を保有し、米州住友商事はSA社の持分取得を通じて、USLの事業に参画する。

USL社は、米国においてジェネリック医薬品の研究開発、製造、販売を手掛ける製薬メーカー。経口固形製剤を中心に約30品目を販売しているほか、約30品目の開発品を保有しており、長年培われた高い開発力と販売力及び顧客基盤を持つ。2017年5月より沢井製薬の傘下に入り、事業展開を推進している。

本件M&Aにより、住友商事は、ジェネリック製薬事業へ参入するとともに、自社グループの持つグローバルネットワークと知見を生かし、新製品の導入を進めることで、USL社のバリューアップを図る。

●今後のスケジュール
持分取得実行日 平成30年3月末まで

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