会社売却先シミュレーション

住友商事(8053)、スペクター社の株式取得によりウクライナの農業資材直販事業に参入

更新日:

住友商事(8053)は、ウクライナのSpectr-Agro社及びSpectr-Agrotechnika社(2社を総称して「スペクター社」)の株式51%を取得した。

ウクライナは小麦やトウモロコシの生産が盛んな世界有数の農業大国。
スペクター社は、ウクライナで有数の総合農業資材販売会社。農薬ではウクライナ国内の約1割の販売シェアを有する。広範な商品ラインナップを揃えるほか、農家への営農指導などの機能提供も行っている。

住友商事は、90年代より東欧各国での農薬輸入販売事業に参入し、ウクライナにおいても99年よりサミット・アグロ・ウクライナ(SAU社)を展開している。

本件M&Aにより、住友商事は、、ウクライナでの農業資材直販事業に参入するとともに、スペクター社の自社ブランド品開発や農業用機械の導入促進支援等を行うことで、スペクター社のさらなる事業拡大への貢献を図る。

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

総合・その他専門卸業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、総合・その他専門卸業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

この企業に関連するM&Aニュース

住友商事、ミシュランと共同運営のTBC Corporation傘下のマイダスを売却へ

住友商事株式会社(8053)とミシュラン(フランス)が米国で共同運営するタイヤ流通事業会社のTBCCorporationは、傘下のマイダスを、メイビス(アメリカ)に売却することで合意した。マイダスは、自動車修理・メンテナンス事業を行っている。メイビスは、全米で広くタイヤ小売チェーンを展開している。TBCCorporationは、事業再編を通じたコア事業への経営資源の集中を進めており、本件もその一環

住友商事、インドネシアの鉱山向け大型ポンプレンタル企業のRELを買収

住友商事株式会社(8053)は、100%子会社であるAverAsia(S)PteLtd(シンガポール、以下:AverAsia)を通じて、PT.ResourceEquipmentIndonesia(インドネシア、以下:REL)の株式100%を取得した。住友商事は、大手総合商社。鉄鋼製品や非鉄製品の製造・航空機のリースをはじめ、さまざまな事業分野にてグローバルに事業を展開している。RELは、インドネシ

住友商事、インドの再生エネルギー企業と新会社設立

住友商事株式会社(8053)は、AMPINEnergyTransitionPrivateLimited(インド、以下:AMPINエナジートランジション)と持ち株会社AMPINC&IPowerPrivateLimitedを設立した。新会社は、同国における再生可能エネルギー電源の開発および顧客企業に太陽光や風力など再生可能エネルギー由来の電力を供給するコーポレートPPA事業(※)の推進を目的としている

住友商事、建設・鉱山機械代理店事業のベルギーBIA Groupと戦略的資本提携

住友商事株式会社(8053)とBIAGroup(ベルギー、以下:BIAグループ)は、住友商事によるBIAグループへの出資を伴う戦略的資本提携契約を締結した。住友商事は、北米・欧州・アジア地域においてコマツ製品の代理店事業等を展開している。BIAグループは、アフリカ・欧州地域を中心とした多くの国で、コマツ製品をはじめとした建設・鉱山機械代理店事業を展開している。目的本提携により、BIAグループが持つ

住友商事、米国DexterityとAIロボティクスソフトウェア販売の合弁会社を設立

住友商事株式会社(8053)と、Dexterity,Inc.(米国、以下「Dexterity」)は、日本においてAIロボティクスソフトウェアの販売を行うDexterity-SCJapan合弁会社を設立した。住友商事は、グローバルな事業を展開している大手総合商社。Dexterityは、既存のハードウェアに組み合わせる独自のAI、コンピュータビジョン、制御技術を開発している。目的住友商事は、米国のコー

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡とは株式譲渡とは、売り手が保有する株式を買い手に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、売り手企業の法人格はそのまま存続します。株主構成が変化する以外には、会社への影響が比較的少なく、独立性を維持しやすいため、中小企業のM&Aで多く用いられています。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。まずは、買収の希望条件を登録してみませんか?法人の買収をご検討の方は、希望条件(地域、業種など)を登録することで、条件に合致した譲渡案件のご提案や新着案件情報を受け取ることができます。まずは登録から

会社売却とは!売却の流れやメリットや注意点、事例を解説【2025年版】

M&A全般
会社売却とは!売却の流れやメリットや注意点、事例を解説【2025年版】

会社売却とは、会社の経営権や事業を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、後継者問題の解決や企業の成長促進を主な目的として、中小企業の会社売却が増加傾向にあります。現在様々な問題に直面している経営者はもちろん、そうでない方も、会社売却の手続きや税制、メリットなどについて知っておくことで、より柔軟な経営判断ができるようになります。本記事では、企業売却の流れや税金に関する基礎知識のほ

インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

海外M&A
インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

こんにちは、ジャカルタの安丸です。2025年におけるインドネシアのマクロ的な展望につき、私見を交えて解説させていただきます。(今回のこのコラムは、2025年1月8日に作成しています。)2024年の振り返り最初に2024年にインドネシアで起こった重要なイベントを、簡単に振り返ってみたいと思います。2024年はインドネシアにとって、重要なイベントが目白押しの1年でした。新大統領の就任10年振りの大統領

「クロスボーダーM&A・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2018年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード