オンキヨー(6628)、オーディオ技術開発の米国DTS社と資本業務提携、第三者割当新株式発行
オンキヨー(6628)は、DTS, Inc.(米国・カリフォルニア州、DTS社)と資本業務提携に関する契約を締結すること、DTS社を割当先とした第三者割当による新株式の発行を実施することを決定した。DTS社が新規取得する株式は本第三者割当増資前の発行済株式総数に対して6.70%。
オンキヨーは、アンプ・スピーカー等ホームAV製品の生産、販売を行うAV事業、ヘッドホンやイヤホン等モバイル製品の生産、販売を行うデジタルライフ事業及び車載用、TV・PC用スピーカー等の生産、販売を行うOEM事業を展開している。新規事業分野として、信号処理回路基板の開発及びそのIoTモジュール化を検討していた。
DTS社は、映像コンテンツにおける音声規格の分野で高い技術を有する。同社開発の音声規格「dts」は世界的に周知され、映画館のサウンドシステムや多数のホームシアター製品に搭載されている。また近年では、音声規格とAIエンジンとを連携した製品の開発にも取り組んでいる。
本提携により、オンキヨーは、両社グループの技術力、ブランド力を融合して、各種AIソリューション向けIoTモジュールの共同開発を行うことで、新規市場を開拓し、両社の事業の拡大を図る。
●今後のスケジュール
株式の払込期日(本第三者割当増資) 平成30年9月19日