ジーンテクノサイエンス(4584)、再生医療のセルテクノロジーを株式交換により完全子会社化
ノーリツ鋼機(7744)の連結子会社であるジーンテクノサイエンス(4584)は、ジーンテクノサイエンスを株式交換完全親会社、株式会社セルテクノロジー(東京都中央区)を株式交換完全子会社とする株式交換を実施することを決定し、セルテクノロジーとの間で株式交換契約を締結した。
ジーンテクノサイエンスは、セルテクノロジー普通株式1株に対して、自社普通株式1.30株、セルテクノロジーのA種優先株式1株に対して、自社株式1.48株を割当て交付する。
ジーンテクノサイエンスは、希少疾患、難病や小児疾患を重点領域に定め、患者およびその関係者を含めた包括的なケアを目指して、新薬や新規医療の開発・提供に取り組んでいる。再生医療の実用化に向けて、幹細胞の確保及び製造技術を確立を課題としていた。
セルテクノロジーは、歯の内部に存在する歯髄と呼ばれる細胞を用いた幹細胞の製造技術を確立し、歯髄幹細胞を利用した新しい医療技術や再生医療等製品の開発及び開発支援を手掛けている。
本件M&Aにより、ジーンテクノサイエンスは、セルテクノロジーの歯髄幹細胞保管事業と、自社の培ってきた研究開発及び製造技術開発に関する技術・ノウハウを掛け合わせることで、再生医療事業における新たな進展を図る。
また、細胞治療プラットフォームを活用して、国内外の多様なパートナーと提携し、新製品及び治療法の開発を加速することで、よりハイレベルのソリューションを早期かつ安定的に提供することを目指す。
●今後のスケジュール
株式交換の効力発生日 2019年4月1日