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長瀬産業(8012)、品素材販売等の米国Prinova社の持分取得、連結子会社化

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長瀬産業(8012)は、100%子会社であるNagase Holdings America Corporation(米国・ニューヨーク州、NHAC)が、Prinova Group, LLC(米国・イリノイ州、Prinova社)の持分を取得することで、連結子会社化することを決定した。
取得価額は約680億円。議決権所有割合は93.6.%となる。

長瀬産業は、進行中の中期経営計画において、収益構造の変革を掲げ、ライフ&ヘルスケアを注力領域とし、事業の拡大を図ってきた。また、グローバル展開のさらなる加速に向けて、米州を注力地域とした海外における売上拡大・グループプレゼンスの向上を目指している。NHACは、地域経営管理、投資・資産管理を担っている。

Prinova社は、北米、欧州を中心に食品素材販売、配合品製造、および最終製品の受託製造までを手がけるバリューチェーンの垂直統合型事業を展開している。

本件M&Aにより、長瀬産業は、Prinova社を欧米における食品素材事業拡大の戦略的基盤と位置づけ、グループ子会社の食品素材事業とあわせ、日本・アジア、米州、欧州におけるNAGASEグループのプレゼンスを拡大を図る。

●今後のスケジュール
持分譲渡実行日 2019年7月上旬

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