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ヤフー(4689)、ZOZO(3092) と資本業務提携契約締結、株式を公開買付け(TOB)へ

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ソフトバンクグループ(9984)の子会社であるヤフー(4689)は、ZOZO(3092) の普通株式を金融商品取引法による公開買付けにより取得することを決定し、ZOZOとの間で資本業務提携契約を締結した。
本公開買付けに対し、ZOZOは賛同の意見を表明している。

買付け価格は普通株式1株につき金2,620円。本TOBは、より安定的な資本提携関係を構築すべく、ZOZOの連結子会社化を目指し買付予定数の上限を152,952,900株(所有割合:50.10%)に設定している。
本公開買付けは、ZOZO株式の上場廃止を企図するものではなく、東証一部への上場は維持される見込み。

ヤフーは、eコマース事業において、新戦略として「eコマース革命」と銘打ち、「Yahoo!ショッピング」規模を拡大させてきた。
数々の施策が奏功し、ショッピング事業の取扱高は、2015年度より4年連続で前年度の120%以上に成長している。
加えて、今秋にソフトバンクグループ、ソフトバンク(9434)との3社が共同出資するPayPay株式会社(東京都千代田区)が運営するスマートフォン決済サービス「PayPay」のブランドを冠する新しいeコマースサービスとして、フリマアプリ「PayPay フリマ」とオンラインショッピングモール「PayPay モール」を開始予定となっている。

ZOZOは、日本最大級のファッション ECサイト「ZOZOTOWN」の運営、プライベートブランド「ZOZO」の販売及びファッションメディア「WEAR」の運営を主たる事業として行っている。

本TOBにより、ヤフーは、とりわけ中高年齢者層において高いシェアを有する自社と、若年層のユーザーを多く有するZOZOが相互補完することにより、より多くのユーザーへファッションeコマースサービスを提供し、それぞれの集客効果を狙う。さらに、多くの商品提供、スマートフォン決済サービス「PayPay」の導入から様々な資産の活用を通じたユーザー利便性の向上を図る。

●今後のスケジュール
公開買付開始時期 2019年10月上旬を予定

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