ソフトフロントHD(2321)、印刷郵送APIサービス展開の連結子会社デジタルポストをソースネクスト(4344)に譲渡へ
ソフトフロントホールディングス(2321)は、連結子会社デジタルポスト株式会社(東京都千代田区)の全事業をソースネクスト(4344)に譲渡することを決定した。また、これに先立ち、デジタルポスト社の株主3社が保有する全ての株式を取得することを決定した。
ソフトフロントHDグループは、ボイスコンピューティング事業とコミュニケーション・プラットフォーム事業に経営資源を投下し、事業を拡大していくことを基本方針の1つとして掲げ、2019年5月17日に公表した「中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)」に基づき、現在、既存事業の再構築と事業基盤の強化を進めている。
デジタルポストは、「インターネット」と「手紙という趣のある文化」を融合することにより、「PCやスマートフォンから手紙が送れるサービス」として電子郵便事業を営み、近年においては年賀状等の印刷・郵送サービスに加え、印刷郵送APIサービス「PAPIRS」の提供により、法人向けとして、請求書、チケットなど様々な用途での印刷・郵送サービスを展開している。
ソフトフロントHDグループは、デジタルポスト社について同社が営む事業を効果的に継続して活用できる譲渡先を検討しており、今般、「筆王」・「筆まめ」・「宛名職人」等のソフトウェアとの連携において、デジタルポスト社と密接な取引関係のあるソースネクスト社との間で事業の全部の譲渡を進め、本件M&Aを決定した。