成長戦略セミナー

神戸製鋼所(5406)、連結子会社コベルコ マテリアル銅管の発行済株式の一部をCTJホールディングス2合同会社に譲渡

更新日:

神戸製鋼所(5406)は、連結子会社である株式会社コベルコ マテリアル銅管(東京都新宿区、KMCT)の発行済株式の一部をCTJホールディングス2合同会社(東京都千代田区、CTJ)に譲渡することを決定した。
譲渡価格は概算45億円。所有割合は、KMCTの発行済株式の45%、三菱マテリアルは三菱マテリアルが保有するKMCTの発行済株式の45%を譲渡し、KMCT株式の10%を継続保有する。

神戸製鋼所および神戸製鋼所グループは、中期ローリングの主要テーマの一つとして素材系を中心とした収益力強化を掲げている。

KMCTは、2004年に当社と三菱マテリアル株式会社の国内及び東南アジア地区における銅管事業の統合により設立され、空調用銅管、建築・給水給湯用銅管等の製造・販売を手掛けている。

CTJホールディングス2合同会社は、日本産業パートナーズ株式会社が間接的にその持分の全てを保有する特別目的会社である。

神戸製鋼所グループは、「2016~2020 年度グループ中期経営計画」及び「中期経営計画ローリング(2019~2020 年度)」を遂行する中で、KMCTが将来にわたり一層の業容拡大、事業成長、そして企業価値を向上させるために、CTJによる経営面及び資金面での全面的な支援を活かして成長することが最も有効であるとの判断で、本件に至った。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2020年3月2日

鉄鋼・金属製品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

鉄鋼・金属製品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、鉄鋼・金属製品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

神戸製鋼所に関連するM&Aニュース

神戸製鋼所、持分法適用関連会社の関西熱化学の出資持分を追加取得・子会社化へ

株式会社神戸製鋼所(5406)は、持分法適用関連会社である関西熱化学株式会社(兵庫県尼崎市)の出資持分を追加取得し、連結子会社化することについて決定した。神戸製鋼所は、鉄鋼、溶接、アルミ・銅などの「素材系事業」、産業機械、エンジニアリングなどの「機械系事業」、「電力事業」を事業の3本柱とした複合経営を展開している。関西熱化学は、製鉄用コークスの製造販売、ガス、コールタールなどの化成品の製造販売等を

神戸製鋼所、自動車用アルミパネルに関する合弁会社を中国で設立へ

株式会社神戸製鋼所(5406)は、100%出資の神鋼汽車鋁材(天津)有限公司(中国天津市)と、宝武鋁業科技有限公司(中国河南省、以下「宝武アルミ」)のアルミパネル用連続熱処理及び精整工程を統合した合弁会社設立について、合弁契約書を締結したと発表した。宝武アルミは、中国鉄鋼業最大手の中国宝武鋼鉄集団有限公司(中国、以下「宝武集団」)が過半出資している企業。今回、神戸製鋼所、宝武アルミに加え、宝武集団

神戸製鋼所、子会社の神鋼スラグ製品を吸収合併へ

株式会社神戸製鋼所(5406)は、完全子会社である神鋼スラグ製品株式会社(兵庫県神戸市)の吸収合併を決定した。神戸製鋼所を存続会社とし、神鋼スラグ製品を消滅会社とする吸収合併方式。神戸製鋼所は、鉄鋼・非鉄金属製品等の製造販売、鋳鉄品・鋳鍛鋼品および非鉄合金の鋳鍛鋼品の製造販売、電気供給事業等を行っている。神鋼スラグ製品は、鉄鋼スラグ製品の営業活動・販売実務の代行、鉄鋼副生品販売、産廃処理処分事務代

神戸製鋼所(5406)、鋼製透過型砂防堰堤事業とフレア護岸事業を事業譲渡

神戸製鋼所(5406)は、鋼製透過型砂防堰堤事業およびこれに付帯する砂防鋼構造物事業およびフレア護岸事業について、それぞれ日鉄建材株式会社(東京都千代田区)、ケイコン株式会社(京都府京都市)へ事業譲渡することを決定した。日鉄建材は、鋼製砂防堰堤事業分野における営業や製造のノウハウを有し、防災・減災分野の取り組み強化を掲げている。ケイコンは、フレア護岸事業は、コンクリート二次製品の開発および設計・製

神戸製鋼所(5406)、IP装置トップメーカーのQuintus社を買収

神戸製鋼所(5406)は、スウェーデンのQuintusTechnologiesAB(Quintus社)を米国ファンドのMilestonePartners社から買収し、100%出資の完全子会社とした。買収価額は約130億円。神戸製鋼所は、機械事業部門において産業機械事業の更なる市場拡大を課題としていた。Quintus社は、等方圧加圧装置(IP装置)の世界トップメーカー。IP装置は、金属やセラミックな

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

社長交代の流れ、必要な手続きを解説

M&A全般
社長交代の流れ、必要な手続きを解説

企業にとって、社長の交代は、経営方針や企業の未来に大きな影響を及ぼす極めて重要なプロセスです。本記事では、代表取締役社長が交代するタイミング、必要な手続きについて概要をご紹介します。※本記事では、「社長=代表取締役」という前提で、社長交代が必要となるケースについて解説します。社長交代のタイミングとは?社長交代のタイミングは企業ごとに異なりますが、一般的には、社長の年齢や健康状態がきっかけとなるケー

会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業承継
会社を売りたい。会社売却で知っておくべきポイントとは

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社売却の動向、会社売却のメリットなどを整理したうえで、売却時の注意点や全体の流れについて解説します。事業承継を断念する前に、会社を売却し事業を存続させる方法について話を聞いてみませんか?数々の事業承継をご支援してきたコンサルタントが、M&Aによる取引価額、売却先候補についてご案内致します。お問合せ

家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

事業承継
家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

株式会社を家族に継がせるためには、オーナー経営者が持つ株式を、家族内の後継者に譲渡しなければなりません。その譲渡方法は3種類存在しますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、また手続きの方法や税金などに違いがあります。本記事では、家族間で株式を譲渡する3つの方法についてご紹介します。事業承継は、今回ご紹介する親族承継のほか、従業員承継、外部への承継があります。それぞれの事業承継のポイントについて

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2019年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード