北越コーポレーション(3865)、上海敦普社との合弁契約を解消し合弁会社浙江越宏新材料の株式全てを譲渡
北越コーポレーション株式会社(3865)は、中国において感熱紙製造事業を行う合弁会社設立および事業開始に向けた準備を進めていた上海敦普貿易中心有限合伙(上海、上海敦普社)と、合弁契約を解消することを決定した。
北越コーポレーションが保有する合弁会社の持分全てを、合弁相手先である上海敦普社に譲渡する。
北越コーポレーションは、紙・パルプ事業およびパッケージング・紙加工事業、その他木材事業、建設業、諸資材の販売、運送・倉庫業等をグループで展開。合弁解消後も、浙江越宏新材料有限公司(中国浙江省)をはじめ、引き続き中国感熱紙市場に感熱紙原紙を供給する。
今回合弁予定だった浙江越宏新材料有限公司は、中国浙江省長興県に所在し、北越コーポレーションが89.48%、上海敦普社が8.73%出資で中国感熱紙市場への進出を目的としていた。
両社は、同事業に係る将来的な市場変化等を踏まえ戦略的な協議を重ねた結果、譲渡に合意した。