会社売却先シミュレーション

豆蔵HD(3756)、MBOにより株式非公開化、創業者が株式取得へ

更新日:

株式会社豆蔵ホールディングス(3756)は、マネジメント・バイアウト(MBO)の一環として行われる株式会社K2TOPホールディングス(東京都千代田区)による普通株式に対する公開買付けに賛同する旨の意見を表明するとともに、豆蔵ホールディングスの株主に対して本公開買付けへの応募を推奨することを決定した。
買付価格は、普通株式1株につき1,885円。TOB成立後は、豆蔵HD代表取締役会長兼社長の荻原紀男氏がK2TOPHDの株式を取得し、豆蔵HDは、本公開買付け及びその後の一連の手続により上場廃止となる予定。

豆蔵ホールディングスは、情報サービス事業と産業機械事業を行う企業グループとして事業活動等を展開している。

K2TOPホールディングスは、インテグラルの100%子会社で、豆蔵HDの株式を取得及び所有することを主たる目的として2020年1月8日に設立。

本件により、豆蔵HDは、「リスクを取って挑戦し続ける会社」として豆蔵HDグループ企業の経営理念のもと、豆蔵HDおよびグループ各社は当該技術とノウハウを結集して、産業界全体の高度情報化に貢献するとともに、企業価値向上を図る。

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら

システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

豆蔵ホールディングスに関連するM&Aニュース

豆蔵HD(3756)、子会社によりメガチップス(6875)のシステム事業を会社分割により承継

豆蔵ホールディングス(3756)連結子会社のセンスシングスジャパン株式会社(東京都新宿区)は、メガチップス(6875)よりシステム事業を会社分割により承継する事で合意した。センスシングスジャパンは、本会社分割にあたって、メガチップス社に対して、承継する資産等の対価として、現金800百万円を交付する。豆蔵HDグループは、業務及び組み込みシステムにおけるコンサルティング・受託開発、技術者教育、経営コン

豆蔵HD(3756)、データ統合ツール開発・販売会社アグラ社株式を子会社化

豆蔵HD(3756)は、完全子会社化を目指し、アグラ株式会社(東京都新宿区)の普通株式を既存株主から買い付けることを決定した。なお、アグラ社の議決権の数の3分の2を超える数の株主は売却に応じる旨内諾をしている。豆蔵HDグループは、一般企業の情報システム部門や開発部門、人事部門等を対象に、業務および組み込みシステムにおけるコンサルティング・受託開発、技術者教育、ソフトウェア製品開発・販売等を手掛けて

豆蔵HD(3756)、ソフトウェア開発のアイキュームを子会社化

株式会社豆蔵ホールディングス(3756)は、株式会社アイキューム(東京都港区)の全株式を取得し、子会社とすることを決定した。豆蔵HDは、グループ各社の有する最先端技術やノウハウ、製品を融合させ、ITを経営に密接に連携させることで顧客企業の価値向上を支援している。アイキュームは、オープンソースソフトウェアのCMS製品Drupalを利用したWebサイトやWebアプリケーションの構築技術を持ち、大規模W

豆蔵HD(3756)、技術系人材サービス業の孫会社テクノライクスを譲渡

株式会社豆蔵ホールディングス(3756)は、連結子会社の株式会社ジークホールディングス(東京都港区)が保有するテクノライクス株式会社(同区)の全株式を株式会社アクロホールディングス(東京都中央区)及びその関連企業へ譲渡することを決定した。豆蔵HDの所有割合は95.45%から0%になる。テクノライクスは、技術系人材サービス業、有料職業紹介事業、業務請負・受託開発事業を展開している。豆蔵HDは、M&A

豆蔵HD(3756)、新設子会社がイデアクロスのloT製品の企画開発事業譲受

株式会社豆蔵ホールディングス(3756)は、100%子会社を設立し、当該子会社において、イデアクロス株式会社(東京都中央区)の事業を譲り受ける。豆蔵ホールディングスは、IoT分野の各種製品の企画、開発、販売を行うセンスシングスジャパン株式会社を設立し、イデアクロス社からIoT製品の企画開発事業を譲り受ける。豆蔵ホールディングスは、本件により車両故障診断機、ドライブレコーダー及び高機能業務用タブレッ

この記事に関連するタグ

「MBO・TOB・株式譲渡」に関連するコラム

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

企業買収、組織再編、MBOのニュースで株式公開買付け(TOB)を目にする機会が急増しています。本記事ではTOBの概要、メリット・デメリット、事例についてご紹介します。この記事のポイントTOBは、対象企業の経営権取得を目的に、株主から株式を大量に買い付ける手法で、買付者が価格や期間を公告する。TOBのメリットは、買付者が計画的に買付けを行いやすく、株主は市場価格より高い価格で売却できる点がある。TO

MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

M&A全般
MBIとは?MBOとの違いやスキーム、活用するメリットを解説

経営状態が振るわない企業に、外部の専門家を送り込み経営の立て直しを行う方法をMBIと言います。本記事ではMBIのスキームやメリット・デメリットを紹介するとともに、似た名称であるMBOやTOB、LBOとの違いについても説明します。MBIとは?MBI(ManagementBuyIn)とは、投資家・ファンド・金融機関等が企業を買収し、経営権を握った後に経営の専門家を送り込み、企業の立て直しや、企業価値向

日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

M&A全般
日立のM&Aプレスリリースから読み解く!価格交渉の背景とは?

日本M&Aセンターの中で特に業界での経験豊富な二人のスペシャリストが、世の中の企業のM&Aの動き、プレスリリースを中心に解説する「M&Aニュースサテライト」。今回は前回に引き続き日立製作所による日立物流の売却をテーマに解説します。(本記事ではYouTube動画の概要をご紹介します。)日立製作所と日立物流が正式発表へ西川:前回(日立製作所が日立物流を売却へ!M&Aの狙いとは)につづき日立物流パート2

会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

M&A全般
会社売却とは?メリットや注意点、流れを解説

会社売却とは?会社売却とは、会社の事業や資産を第三者に売却し、対価を受け取るプロセスを指します。近年は、企業規模に関わらず、中小企業の会社売却の件数も増加傾向にあります。中小企業において、会社売却が検討される具体的な場面としては「後継者が身近にいないため、外部に引き継ぎ手を求めるケース」「自社単独での成長に限界を感じ他社と手を組むケース」が考えられます。この記事のポイント中小企業における会社売却で

バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

M&A全般
バイアウトとは?目的や手法、メリット・デメリットをわかりやすく解説

企業が経営再建、事業継続を検討する手段のひとつにバイアウト(BuyOut)があります。本記事では、バイアウトの概要やそれぞれの手法の特徴、成功に導くためのポイントをご紹介します。バイアウトとは?バイアウト(BuyOut)とは、経営再建による事業継続や収益向上を目的に、経営者や従業員が自社の株式の過半数を取得し、経営権を握る買収手法を指します。一般的には、企業の経営陣や従業員が自身の資金や外部の投資

株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?中小企業のM&Aにおける手続き、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、その特徴から中小企業のM&Aで多く用いられるスキームです。本記事では、株式譲渡の概要、メリットやデメリット、手続き、税金について解説します。株式譲渡とは株式譲渡とは、譲渡企業の株主が保有する株式を他社に売却し、会社の経営権を引き継ぐ手法です。株主は比較的簡便な手続きで対価を受け取ることができ、譲渡企業の法人格は引き続き存続します。譲渡後は、株主構成が変わるだけでなく、会社への影響も比較

「MBO・TOB・株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2020年1月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード