住友商事(8053)、エアロセンスと資本業務提携
住友商事株式会社(8053)は、エアロセンス株式会社(東京都文京区)とドローンを活用した次世代建設分野への進出に向けて資本業務提携契約を締結した。
住友商事グループは、建機のレンタル事業および販売・サービス事業をグローバルに展開し、日本国内では太陽建機レンタルを通じて、建機レンタル事業を手掛け、建機業界における課題解決に取り組むことで、社会インフラ整備や経済の発展に貢献している。
エアロセンスは、ドローンおよびAI技術を取り入れた自動化システムの開発を手掛け、建設分野で活用が進んでいるドローン測量においては自律飛行ドローンによる計測からクラウドコンピューターによるデータ解析までのワンストップサービスを『AEROBO測量2.0』として提供。また、点検、輸送、空撮分野でのソリューション開発も手掛けている。
本提携により、住友商事(8053)は、エアロセンスのドローンおよびAI画像解析の技術力と住友商事の建設市場における営業力を活用し、非GPS環境下におけるドローン技術による建設現場の作業の自動化、および屋内点検作業の自動化を図るサービスのビジネスモデル構築を共同で手掛け、エアロセンスと建設業界の課題解決を目指す。また、ドローンハードウェアから自律制御・測位技術、クラウドデータ解析までまで一体となって開発することにより、真に使い易いソリューションの提供を図る。
さらに、現在急務となっているドローンなどのロボットを活用した省人化や生産性向上に寄与し、日本国内における建設現場は就業者の高齢化による人手不足の課題解決に貢献していくことを目指す。